ダイハツ・タントエグゼをベースとして作られたスバル・ルクラ。トヨタとの資本関係を機に始まった、OEM供給の第三弾となり、ベース車との性能差はあまりない 老舗の軽自動車メーカーだったスバルながら、トヨタとの資本提携を機に自社の開発を終了。ダイハツからのOEM(相手先ブランドによる生産車)としていく方針を打ち出した。その第一陣として三つのモデルを発表。果たしていかに? といってもクルマそのものはダイハツと全く同じ。R2の後継モデルにタントエグゼを起用。『ルクラ』というネーミングとした。プレオはミラのOEM供給を受けて復活。そして1BOXカーであるディスワゴンの後継としてアトレーワゴンといった具合。 売れ筋になりそうなルクラをチェックしてみると、タントエグゼのままである。当然ながら車両のスペック変わらず、廉価グレードに若干の装備があるためスターティングプライスこそ違うモノの、最上級グレードについ
ここ数年、出版業界では空前の不況の嵐が吹き荒れており、経営破たんした出版社も多い。雑誌の休廃刊も相次いでいるが、消費者は雑誌とどのように関わっているのだろうか。 ORIMOの調査によると、20~59歳の男女に「1カ月のうちに読む雑誌(マンガ以外)の冊数」を尋ねたところ、最も多かったのは「1~2冊」で31.9%。以下、「1冊未満」(24.3%)、「雑誌は読まない」(18.0%)、「3~4冊」(17.0%)、「5冊以上」(6.9%)が続いた。月平均で見ると、1.64冊の雑誌を読み、842円を支払っているようだ。 昔と比べて、雑誌を読む頻度はどう変わっているのか。「1カ月のうちに読む雑誌(マンガ以外)の冊数の3~4年前と比べての変化」を聞くと、「増えた」は12.1%、「変わらない」は43.8%、「減った」は44.1%だった。 年代別に見ると、「減った」の割合は40代(50.0%)が最も高く、「増
こんにちは!ヒット研究所・研究員の氏家裕子です。 今回のテーマは、安くて人気の高い飲食店です。 3月に発表された第1回日本版CSIランキング(顧客満足度ランキング)では、1位の東京ディズニーリゾート、2位ECカレントについで、3位には回転寿司チェーンの「あきんどスシロー」が選ばれました。ほかにも、シンガポール航空(5位)や帝国ホテル(17位)に混じって、ファミリーレストランのサイゼリヤ(16位)、餃子の王将(20位)など、価格の安い外食業が上位にランクイン。 そこで「あきんどスシロー」「サイゼリヤ」「餃子の王将」に実際に行って、食べて、どれだけ満足できるのか、そしてどれくらいおいしいのか、その人気の理由を探ってみたいと思います。 今回はゲストに、三ツ星レストランのシェフとも親しく、料理人のコラボレーションサイト『シェフ1』の運営に関わり、レストランやホテルのフードコンサルタントもしている大
「日清 出前家族のお好み焼めん」(中国・四国限定販売、実売価格は2枚分で248円~278円程度)(画像クリックで拡大) 2010年3月8日に日清食品が発売した「日清 出前家族のお好み焼めん」。知らない方も多いと思うが、実はこれ、中国・四国地区限定商品だ。 「即席めんをホットプレートで焼き、お好み焼のように食べる」。話に聞くだけでは、どんな食べ物なのか想像しにくい。しかもそれが「出前一丁」ブランドと聞くと、ますます分からない。そもそもどういう経過でこんな不思議な商品が生まれたのか、とても気になった。 「デフレで内食化が進み、即席めん市場はむしろ活性化した。なかでも手ごろで調理感があり、家族の食事にも向くのが袋めん。そこで家族で食べる楽しさ、調理する面白さを感じてもらえる商品を提供したいと考えたのが、そもそもの始まり」(日清食品 マーケティング部 第3グループ ブランドマネージャーの吉田洋一氏
そのサービスを提供するは、ヤマト運輸のシステム関連会社、ヤマトシステム開発(YSD)。東京都内に持つ「YSD東京オンデマンドセンター」の一室には、巨大な印刷機が鎮座している(写真1)。富士ゼロックス製の「Xerox iGen4 Press」だ。その高さは約2.5メートル、付属ユニットを合わせた全長は10メートル近くにもなる。 この機械で、企業が製品/サービスを顧客に説明するために使うパンフレットや資料などを印刷する。印刷能力は1分間に110枚。カラー印刷や差し込み印刷も可能で、測色機と呼ばれる仕組みで、印刷物の色を数値化し、設定通りに正しい色で印刷できているかどうかをチェックしながら印刷する。センター内で、紙を二つ折りにする「中とじ製本」や、紙の背の部分にのりを付ける「くるみ製本」までが可能だ。 手持ちのパンフレットや資料が不足してきた企業は、専用のWebサイトから、必要な部数の印刷を注文
しっかりとした「世界観」を持ったものづくりをしている 野村證券 企業調査二部 エレクトロニクス産業調査室 電子部品セクター担当 シニアアナリスト 秋月学氏 「iPad:識者はこう見る」シリーズの第7回は,電子部品分野のアナリストである野村證券の秋月学氏に話を聞いた。(聞き手は根津 禎=日経エレクトロニクス) Apple社については,3年前から特に注目している。iPhoneやiPadなどを見る限り,同社は長期的なシナリオと,ある「世界観」を持って製品開発に取り組んでいるように思う。つまり,しっかりとした目的意識を持ってものづくりをしている。世界市場で戦うのならば,こうした世界観が重要になるだろう。例えば,通信帯域が広がることで何ができるようになるのか,そしてハードウエアとしていったい何かできるのか,といったビジョンがしっかりしている。こうした世界観をしっかりと持った機器メーカーは,今,世界で
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く