警官対応、違法性認めず 外国人女性らの請求棄却―東京地裁 時事通信 社会部2024年05月21日19時35分配信 東京地裁=東京都千代田区 トラブルに駆け付けた警視庁の警察官から差別的な対応を受けたなどとして、南アジア出身の40代女性と日本国籍の長女(6)が東京都に対し計440万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が21日、東京地裁であった。片野正樹裁判長は警官の対応について「違法性があるとは認められない」と述べ、請求を棄却した。 杉田水脈氏、傷つけたか「分からない」 アイヌ差別的投稿で発言 判決によると、女性らは2021年6月に東京都内の公園で遊んでいた際、見知らぬ男性から息子が女性の長女に蹴られたと詰め寄られ、「外人は生きている価値がない」などと言われた。 女性側は、男性の通報で駆け付けた警官の1人が、長女に「どうせお前が蹴ったんだろ」などと発言したと主張。外国人への差別意識からトラブルの原