母親の介護のために県北地域の古里にUターンした男性(68)に「村八分」のような扱いをしたとして県弁護士会から是正勧告を受けた自治区は12日夜、住民十数人を集めた会合を開き対応を協議したが、結論は出なかった。男性の自治区加入を認めることなどを求めた弁護士会勧告書の内容を住民が閲覧・共有することにとどめ、対応は今後協議していくことになった。 関係者によると、非公開だった会合では、住民からは「村八分なんかしちょらん。県弁護士会は区長にも住民にも直接聞きに来ていない。忙しいならわしらが行くとお願いもしたが駄目だった。住民の声に耳を貸さず、一方的すぎるのではないか」「男性には再三、もう少しうまくつきあった方がええと言ってきた。聞く耳を持たんかったんは男性だ」などと、県弁護士会の対応や男性を非難する声が出たという。 「自治区に入れるか、入れんか、自治区を解散するか、三つしかない。加入させるなら解散する
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