「東京五輪中止」スクープ記事やコラムなどで注目されている英「タイムズ」紙東京支局長のリチャード・ロイド・パリーが、大好きな花見の季節にどうしても言いたいことがあるという──。 パンデミック対策の心苦しい仕事のひとつが、なぜ人を死なさなければならないかを決めることだ。権力を持つ人は誰もそれを認めたがらないが、これは避けて通れないことでもある。 人が大勢で集まることになれば、たとえどんなに厳しい予防措置をとっても、感染リスクを完全に取り除くことは無理だ。感染者の一部はやがて発症者となり、発症者の一部はやがて重症者になり、その重症者のなかから死亡する人が出ることになる。 死者をひとりも出さないつもりなら、私たち全員が例外なく、完全に引きこもるしかない。感染症がどこかへ消えるまで、仕事にも買い物にも出かけず、社交もしないのだ。 もちろん、それは不可能な話だ。そんなことをすれば即座にうつ状態になる人
最近では糞に残っている食物のDNAを分析して、何を食べているかを調べる技術が開発されています。それで、ツバメ糞でどのくらい分かるものかなと思って試してみました。コロナウイルスの検査でよく聞くPCRという方法でDNAを調べてくれる分析会社にツバメの糞を送ると、フンの中から見つかった虫の一覧を送り返してくれます。 2020年8月上旬に、東京都日野市、多摩市、国分寺市、国立市の5つの巣の下に落ちていた、なるべく新鮮な糞を採集して、あまり予算がないので5つの巣の糞をぜんぶ合わせてDNA分析をしました。すると30種類の虫のDNAが見つかり、どれもツバメが食べそうなサイズの、飛ぶことのできる虫でした。空中で捕まえた虫だけでなく、葉の上にいたところをツバメがつまみ取った虫もいるかもしれません。 こちらが見つかった虫の表です。DNAタイプと書いているのは、分析結果がDNAデータベースにある虫との一致率(%
――2020年には竹内まりやさんの楽曲もストリーミングで配信されるようになりましたし、少しずつ海外のシティ・ポップのファンの間で人気になっている曲の配信が解禁されていっているように思います。 Night Tempo:そうですね。みんなが聴けるようになってきていると思います。秋元薫さんの「Dress Down」や大貫妙子さんの「4:00A.M.」も配信が解禁になった。でも、まだ解禁されていない曲も多いんですよ。 ――では、Night Tempoさんが考える、まだ配信が解禁されていないシティポップの“大ネタ”は? Night Tempo:角松敏生さんや山下達郎さんの曲って、一部しか配信にないんです。たとえば角松敏生さんの「AFTER 5 CRASH」とか、山下達郎さんの「RIDE ON TIME」とか「SPARKLE」とか。八神純子さんの「黄昏のBAY CITY」もそうですね。みんな待っている
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