国内最多、ヒアリ1万匹以上 岡山で確認―環境省 2022年11月02日18時21分 岡山県井原市に搬入されたコンテナで見つかったヒアリ=1日(環境省提供) 環境省は2日、岡山県井原市の民間事業者の敷地内に運び込まれたコンテナから、強い毒性を持つ特定外来生物「ヒアリ」1万匹以上を発見したと発表した。繁殖可能な女王アリは少なくとも4匹見つかった。これまで確認、発表されたヒアリの数としては国内最多。殺虫処理を行っており、同省は「定着はしていない」としている。 ヒアリ、遭遇したらどうする?~身を守るための対処法~ コンテナはベトナムのホーチミン港から香港港、広島県の福山港(福山市)を経由し10月25日に岡山県井原市に搬入。作業員が同日コンテナを開けたところ大量のアリを見つけたため直ちに閉鎖し、福山港に返送した。同28日にコンテナ内を殺虫処理したところ1万匹以上のアリがおり、同31日にヒアリと確認さ
福島県大熊町野上、内陸へと延びる国道288号線から小道へとそれ、小塚溜池の脇を通る静かな林道を進む。時折、緑に覆われた道路標識や民家らしき建物が散見されるものの、人の営みの気配はない。福島第一原発の事故以来、周辺はいまだ、帰還困難区域の中にある。一帯には木々の葉のざわめきと共に、目下を流れる熊川の支流、小塚川のせせらぎだけが響く。 草木に覆われ、これ以上進むのは困難だと思われるところで車を止めた。その細道のすぐ脇で、木々の間にひっそりとたたずむ石碑らしきものと、その手前に積まれた石の小山が目に留まった。石碑には「捨石塚」と記されている。 この塚のたどってきた歴史は、長らく明らかにされてこなかった。 かつてここには、「小塚製炭試験場」があったことが『大熊町史』に記されている。当時の農林省山林局の重要施設として1940年に設置されたものだ。質の良い木炭を効率よく生産する方法や炭焼きの技術を学ぶ
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