米Googleが先ごろ発表した決済サービス「Android Pay」について、同社は銀行などのクレジットカード発行会社から決済手数料を得る契約を結ぶことに失敗したと、複数の海外メディア(英Reuters、米Business Insiderなど)が現地時間2015年6月5日に、米Wall Street Journalの記事を引用して報じた。 それによると米Appleは現在、同社の決済サービス「Apple Pay」により、クレジットカード決済の際に1回のトランザクションに付き0.15%、デビットカード決済の際に同0.5セントの手数料を受け取っている。Wall Street Journalは事情に詳しい関係者の話として、Googleも同様の決済手数料を得る契約を獲得すべく交渉していたが、失敗に終わったと伝えている。 GoogleがAndroid Payを発表した5月28日、米Visaはクレジット
![Googleの「Android Pay」、決済手数料得られない契約余儀なくされる](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c5979047a668115f69dc7de6b78375810338c0c6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fit%2Fatcl%2Fnews%2F15%2F060801914%2F2.jpg%3F20220512)