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ブックマーク / dain.cocolog-nifty.com (3)

  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 子どもに死を教える三冊

    良い機会があった。遠い親戚が亡くなったのだ。 「良い」なんて不謹慎だけど、このご時世に大往生だから感謝しないと。家族総出で葬式に行く。テレビなどに任せず死の教育をやってきたつもりだが、百聞一見、葬式こそ最高の現場だ。 子どもに伝えたいたった一つのことは、以下に尽きる。 あんたまだ生きてるでしょ だから、しっかり生きて、それから死になさい しっかり生きてないと、ちゃんと死ぬことすらままならない…このメッセージをそのまま言っても分からない。まず、自分の「生」を大切にさせる。できるようになれば、家族の、ひいては他人の「生」へも目配りができるようになる。 自己であれ他者であれ、「生」を大切にできるようになれば、それを支える「生活」も大切にするだろうし、「生」を生み出す「性」も同様に扱えるようになる(はずだ)。 生の反対は死でない。しかし、死について考えることは生きる質(文字通りの "qualit

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 子どもに死を教える三冊
    kananaka
    kananaka 2013/04/17
    無造作に大量の蟻を踏み潰してた二歳児、特別大きな蟻を半殺しにした。もがき動かなくなるまで見守り、一言「コーシチャッタ(殺しちゃった)」。以後近づこうとしなかった。日常至る処にある死の教材あっての活字。
  • 親とは呪いである

    親やるようになって十年たった。 振り回されつつ導こうとする親業(親行か?)、いずれも上手くいってる気がしない。子どもは親の言うことは絶対に聞かないが、親のマネだけは恐ろしく上手だ。せいぜい、己が背中を煤けさせないように気をつけるのみ。 それでも面白いのは、親とはつくづく業(ごう)なものに気づいたこと。親とは一種の呪いなり。遺伝情報のコピーは、遺伝子のみならず、獲得形質を子どもに渡す。それは、思考や習慣、癖といった名前で呼ばれ、人生や社会や異性に対する姿勢なども相似(あるいは反面教師)の形で伝染(うつ)される。 そういう、親の呪い、親の業(ごう)について選んでみた。お気づきの方もいらっしゃるだろうが、これは、スゴオフ「親子」で紹介した作品がメインになる。しゃべるのはヘタっぴなので、ここで文章化しておこうかと。 まず、親の嘘について。親が子どもに嘘をつくのは、現実がとんでもなく歪んでいるから

    親とは呪いである
    kananaka
    kananaka 2013/02/25
    『母というものは要するに一人の不完全な女の事』『母の嘘は、娘を歪ませないための方便だったとしても、それは(女である)母が自分自身についた嘘なのかも』げに…だから出来るだけ嘘はつきたくないのだが。
  • 娘親限定「女の子が幸せになる子育て」

    親が読んで、ほっとするフェミニストが何と言おうが、男の子の子育てと、女の子の子育ては、ちがう。男女は、性差ではなく性格が性別に定着していくもの。つまり、「男の子らしさ」や「女の子らしさ」は、お互いもともともっており、成長の過程で(主として環境により)際立たせられていくものでないかと。 しかし、ほとんどの育児は、性差を意識していないか、あるいは「男の子限定」の内容となっている。なぜなら、育児を手にするのはたいていママだから。「女の子=自分が小さかった頃」を考えて、自分を基準にしてしまうだろうから。 そんなニッチにピッタリとあてはまるを読んだ。なじみの図書館の予約待ち順位は、「100位」。amazonでは見えにくいが、書がどれだけ望まれているか、よく分かる数字だ。娘を持つ親のためのアドバイスが満載しており、まさにいま読みたかった一冊。 とはいうものの、デジャヴ感やライフハック臭も

    娘親限定「女の子が幸せになる子育て」
    kananaka
    kananaka 2013/01/21
    『著者が校長を務める品川女子学院では、「二十八歳の未来から逆算した教育」をすすめているという』女の子に限定せんでもよさげだが、最後の「28歳」って何。それって形を変えた、女性のクリスマスケーキ人生説では?
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