【香港=木原雄士】中国の中堅不動産、当代置業(モダン・ランド)は26日、25日に期限を迎えたドル建て社債2億5千万ドル(約280億円)の元本と利息を支払えなかったと発表した。「マクロ経済や不動産業界を取り巻く環境、新型コロナウイルスなどの悪影響から想定外の流動性の問題が生じた」という。格付け会社フィッチ・レーティングスは26日、当代置業を部分的な債務不履行(デフォルト)と認定した。同社は取締役
米ブラウン大学、メリーランド大学、東京大学などの研究チームは樹木を原料とするセルロースナノファイバー(CNF)を使い、次世代電気自動車(EV)の要とされる全固体電池の固体電解質の候補材料を開発した。成果は英科学誌「ネイチャー」に掲載された。 セルロースは通常、イオンを通さない。これに対し、CNFを銅アルカリ溶液に浸して作製した銅とCNFの固体材料の中をリチウムイオンが高速移動できることを実証した。 銅イオンと結びつくことでCNFの線状につながった重合鎖の間隔が押し広げられ、リチウムイオンがスムーズに通れる通路ができることがその理由だとしている。また、他の高分子イオン伝導体に比べ、イオンを運ぶ能力も10―100倍高いという。 さらにイオン伝導体としての特徴を生かし、全固体電池の正極のバインダー(結合材)に使える可能性もあるという。そのほか、環境負荷が小さい点や、研究開発されている固体電解質の
「エディ―・バウアー」(Eddie Bauer)の日本撤退が話題を呼んでいる。全国で展開する56店舗(アウトレットを含む)の閉鎖だけでなく、ECやカタログ通販を含む全事業を12月中に終了するもの。エディー・バウアー・ジャパン(東京都世田谷区、マティアス・エンゲル社長兼CEO)が10月15日にホームページで発表したところ、全品20~40%オフの完全閉店セールを実施していることもあり、「撤退フィーバー」が巻き起こっている。公式オンラインストアでは「※只今ご注文が殺到しており、発送までにお時間を頂いております。予めご了承下さい」とアナウンスするほどの盛況ぶりで、店舗もコロナ禍前をしのぐほど来店客数、買い上げ客数が増えているのは皮肉なものだ。 外資系ブランドの日本撤退は、2015年の「トップショップ」、2016年の「アメリカンアパレル」、2017年のギャップ傘下の「オールドネイビー」、2019年の
パッケージ管理ツールのnpmで公開されている「UAParser.js」は、ユーザーエージェントの判定処理を実行するJavaScriptライブラリであり、Facebook・Microsoft・Amazon・Googleなどの超大手企業を含む1000以上のプロジェクトで採用されています。そんなUAParser.jsがハッカーによってハイジャックされ、LinuxおよびWindowsデバイスを対象に暗号資産採掘やパスワードの盗難を行うトロイの木馬が仕込まれていたことが判明しました。 Security issue: compromised npm packages of ua-parser-js (0.7.29, 0.8.0, 1.0.0) - Questions about deprecated npm package ua-parser-js · Issue #536 · faisalman/u
Tweet Pocket マネジメントとは人間と組織の力を生かして成果をあげる一連の取り組みのことです。 具体的には、経営理念や戦略の策定、組織づくり、人材育成などを通して、会社に生産性を生み出し、成果につなげることをマネジメントと呼びます。 もしマネジメントをしなければ、会社が業績を向上させることは難しくなるでしょう。生産性が生まれないためです。 マネジメントは経営者にとって不可欠であるにもかかわらず、 「マネジメントって、具体的に何をすべきなのかわからない」 と感じている人が大多数なのではないでしょうか。 そのまま何となく経営を続けても、会社を大きく成長させることは難しいでしょう。 そこで本記事では、会社を成長させるために最重要といっても過言ではない「マネジメント」について、詳しく解説します。 本記事のポイント マネジメントの基礎知識が身につく 業績向上につながる実践的なポイントをレク
米宇宙開発企業ブルー・オリジンが建設を計画する宇宙ステーション「オービタル・リーフ」のコアモジュールのイメージ図。同社提供(2021年10月25日入手)。(c)AFP PHOTO /Blue Origin 【10月26日 AFP】米富豪ジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)氏が設立した宇宙開発企業ブルー・オリジン(Blue Origin)は25日、最大10人を収容できる宇宙ステーションを建設する計画を発表した。2020年代後半の運用開始を目指す。 ブルー・オリジンの宇宙ステーション「オービタル・リーフ(Orbital Reef)」は、微小重力の研究や製造活動など、さまざまな用途に対応する複合型のビジネスパークとなる。米航空宇宙機器大手ボーイング(Boeing)と米アリゾナ州立大学(Arizona State University)の支援を受けて、米民間宇宙開発企業シエラ・スペース(Sier
サクラに一部仕様向上を実施 2024年6月4日 発売 日産は「サクラ」と「サクラ 90th Anniversary」の一部仕様向上を実施しました。発売日は2024年6月4日となります。 「サクラ」は2年連続で電気自動車(EV)販売台数No.1を獲得しており、環境負荷低減やBCP対策を目的とした法人や自治体にも多く採用されています。今回の仕様向上では、XグレードとSグレードにバックビューモニターとディスプレイ付自動防眩式ルームミラーが標準装備されました。また、Gグレードには助手席にもヒーター付シートが標準装備されました。また、EV専用NissanConnectナビゲーションシステムにAmazon Alexaが搭載され、新しいボディカラーとしてシルキーライラック/チタニウムグレーの2トーンが追加されました。 充実された装備に伴う値上げも実施されており、値上げ幅は41,800~50,600円です
この記事は日経ビジネス電子版に『風立ちぬ次期戦闘機「F-X」 国産信仰でも英米迎合でもない針路』(10月20日)、『名を捨て実を取れるか 戦闘機エンジン、海外に扉開く好機』(10月21日)として配信した記事を再編集して雑誌『日経ビジネス』10月25日号に掲載するものです。 日本が2035年ごろの配備を目指す次期戦闘機「F-X(F-3)」の開発が始まった。防衛装備庁や主幹メーカーの三菱重工業にとっては悲願の「国産主導」の開発となる。だが、F-Xは高度なシステムの固まり。自前にこだわりすぎれば“離陸”が危ぶまれる。 彼らは英政府が進める次期戦闘機構想「テンペスト」の担当者たち。東京・市ケ谷の防衛装備庁をはじめ、IHIの瑞穂工場(東京都瑞穂町)や三菱重工の大江工場(名古屋市)などを巡った。目的は開発が始まったばかりのF-Xへの参画を確実なものにするためだ。 F-Xは現在の主力戦闘機「F-2」の後
10月25日、来年4月の持株会社化で発足するパナソニックの電池事業会社、パナソニックエナジーの只信一生社長は、合同取材に応じ、米電気自動車(EV)大手テスラ向けに開発を進めていた新型車載用円筒型電池「4680」の実用化にめどがついたと明らかにした。写真は東京都で2017年2月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) [東京 25日 ロイター] - 来年4月の持株会社化で発足するパナソニックの電池事業会社、パナソニックエナジーの只信一生社長は25日、合同取材に応じ、米電気自動車(EV)大手テスラ向けに開発を進めていた新型車載用円筒型電池「4680」の実用化にめどがついたと明らかにした。今下期中に量産化に向けた試作ラインを国内で立ち上げるという。一方、アップルが開発を進めているEVに搭載するバッテリーに関して、今後の協業の可能性は否定しなかった。 「4680」はテスラが昨年9
三菱重工の子会社、三菱造船が実証実験を行っている船舶向けの洋上CO2回収装置が、ほぼ純度100%での二酸化炭素を生み出すことに成功したとのこと。しかも船舶用の設計ではなく陸上装置の転用だそう。 三菱重工グループの三菱造船株式会社(横浜市西区)は、川崎汽船ならびに日本海事協会と共同で進める洋上用CO2回収装置の検証プロジェクト「CC-Ocean(Carbon Capture on the Ocean project)」において、実際に船舶へ搭載したCO2回収小型デモプラントを用いての船舶エンジンから出る排ガスからCO2(二酸化炭素)を分離・回収した結果、回収CO2純度を99.9%以上にまで高めることに成功したと発表した。 このプロジェクトは、川崎汽船が運航する東北電力向けの石炭運搬船「CORONA UTILITY」にて実施しているもので、得られたデータは洋上用CO2回収装置の実用化に向けたベ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く