東京・調布市の住宅街で、道路の陥没や地下の空洞が相次いで見つかった問題で、原因とされる地下のトンネル掘削工事を行った東日本高速道路は、住民が地盤が緩んでいるのではないかと訴えているトンネルの真上以外でもボーリング調査を行うことになりました。 調布市の住宅街では去年10月以降、道路の陥没や地下の空洞が相次いで見つかり、東日本高速道路が現場の地下で行っていた「東京外かく環状道路」のトンネル掘削工事が原因とみられることが会社側の有識者委員会の調査で明らかになっています。 会社側は、トンネルの真上以外では地盤は緩んでいないとしていますが、専門家の調査では、真上以外でも地盤が緩んだ可能性が指摘され、住民は詳しく調査するよう求めています。 これについて、東日本高速道路の小畠徹社長は27日の記者会見で「住民の不安の解消を最優先に、会社をあげて取り組む」と述べたうえで、今後、トンネルの真上から東側の数か所