河野太郎デジタル大臣は9月13日、厚生労働省とデジタル庁が運用する新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」の機能を停止する方針を明らかにした。詳細は決まり次第知らせるとしている。 新型コロナ感染者情報を管理するシステム「HER-SYS」の運用見直しに伴い、同システムを基盤としているCOCOAも機能を停止する。開発に携わっている有山圭二さんは、GitHubで「以後、COCOAの機能停止版の検討および開発を行う」と表明している。 有山さんが8月に示した機能停止時の方針案によると「COCOAをアップデートし『サービスを停止しました』と表示する」という。アプリは残し、接触確認に関わる機能を停止するとしているが、残す機能などについては厚生労働省やデジタル庁などで調整していく。 関連記事 接触確認「COCOA」がバージョンアップ 「2.0.0」に 新型コロナウイルスの接触確認アプリ「COCOA」