◆Kバッテリー、出口はないのか 昨年の受注残高1000兆ウォン(約110兆円)を突破して半導体に続く韓国の次世代事業に浮上したK(=韓国)バッテリーに黄信号がともった。世界的な電気自動車需要鈍化の中、昨年10-12月期からバッテリー需要が減っているうえ、中国の電気自動車攻勢がさらに強まり、日本がバッテリーに大規模な投資をするなど、競争が激しくなっているからだ。専門家らは企業の投資だけでは限界があるだけに、政府の積極的な支援が必要な時だと強調する。 中国を除いたグローバル電気自動車バッテリー市場シェア1・4・5位企業の韓国バッテリー3社(LGエナジーソリューション、SKオン、サムスンSDI)の昨年10-12月期の売上高は16兆7030億ウォンと、前期(7-9月期、17兆3443億ウォン)比で3.7%減少した。大幅な減少ではないが、収益性が悪化している。3社の昨年10-12月期の営業利益は63