警察によって張られた立ち入り禁止区域用のテープ。ドイツ北部リューベックにて(2018年7月20日撮影、資料写真)。(c)dpa / AFP 【2月11日 AFP】ドイツの首都ベルリンで10日、いずれも外国人の少女を狙った暴行事件が2件発生し、警察が捜査を行っている。移民への憎悪が犯罪の動機となっている可能性があるという。 一連の事件は、まず8日午後にベルリン東部のマルツァーン(Marzahn)地区で発生。15歳と16歳のシリア人少女の顔を男が繰り返し殴り、逃走した。けがをした少女らは病院で手当てを受けた。 警察の発表によると、襲撃する前に男は「両方の少女らを排外的な言葉で侮辱した」とされる。 さらに同日夜、今度はノイケルン(Neukoelln)地区で2件目の事件が発生。警察によると、女が12歳の少女のスカーフをはぎ取ろうとし、外国人に対する嫌悪の感情を示しながら、少女の髪の毛を引っ張った。
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