Rajiv Rao (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子 2016-12-02 06:30 インドのITサービス企業Wiproは、クラウドや自動化による破壊的変革の波にさらされるなか、理にかなった企業買収を実施してきている。この戦略は、変革の波を乗り切り、同社を「将来の環境変化に耐えられる」ようにするうえで役立つはずだ。 2016年はインドのIT企業にとって極めて難しい年となっている。Cognizantのような、かつて若き成功者と称された企業だけでなく、InfosysやTata Consultancy Services(TCS)といった大手企業も、これまでに業績見通しを何度も引き下げており、売上高の伸びも大きな落ち込みを見せている。 クラウドや人工知能(AI)の利用、そしてデジタル化が進展する新世界において、オンサイトの開発や保守にいまだ大きく頼って
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