直火の飯ごうで炊いたご飯、炭火であぶった肉や魚、ダッチオーブンで作る蒸し料理など、キャンプの大きな楽しみは食事だ。ガスや電気に頼らず作ると、料理の美味しさが何倍にも高まる。とはいえ、火を落としてしまった後で小腹が空いたりしたときには、冷えた料理を素早く温められる便利な生活のありがたみを再認識する。 キャンプ場で電子レンジなど邪道だろうが、便利なものは便利だ。そこで、英国WAYV Technologiesが発売を予定している、バッテリ駆動の携帯電子レンジ「WAYV」を紹介しよう。
![キャンプ場でも“レンチン”--バッテリ駆動のモバイル電子レンジ「WAYV」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9d9aac3b3bef909d8de0ab9d05d1b7c7024554ee/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fstorage%2F2016%2F05%2F31%2Fe74b16e8279e27b0f11140727a06d95d%2F2016_05_31_sato_nobuhiko_042_image_00.jpg)
NXPセミコンダクターズN.V.とWayvは、世界初のバッテリー駆動型の携帯型電子レンジ「Wayv Adventurer」を発表した。 同製品は、128(幅)×305(高さ)mm、重量が1.2kgと軽量コンパクトな電子レンジで、戸外でも効率的かつ便利に食品を加熱できる。容量は900mlで、バッテリーはリチウムイオン電池を採用している。災害時などでも利用することが可能なほか、キャンプ、ハイキング、釣りなどレジャー活動中の戸外での調理にも適している。 同製品は、NXPのソリッド・ステートRF技術を採用した製品。電子レンジをバッテリーで駆動する場合、使用できる電力に制約があるため、効率を最大化することが重要となる。NXPのRFモジュール・ソリューションはWayvの高効率アンテナ・ソリューションとの組み合わせによって高い電力効率を実現し、1回の充電ごとに複数回の食品加熱を可能にしている。
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