「Google Chrome」ブラウザへの広告ブロック機能の搭載を2018年に控えたGoogleが、圧縮アルゴリズムの「Brotli」を使って自社のディスプレイ広告を圧縮する取り組みを開始した。 Googleによれば、Brotli使って自社のディスプレイ広告を圧縮すると、標準的な「gzip」圧縮と比較して全体で15%データ量が減少し、場合によっては40%減少したという。すべてのディスプレイ広告がこの方法で圧縮されるわけではないが、Googleでは、ページの読み込み速度を高め、バッテリの消費量を抑えるために、「可能な場合はいつでも」Brotliが使われるようにしたという。 「この措置によりエンドユーザーに送信されるデータの量が、1日あたり数万Gバイト単位で減少する」と、Googleのパブリッシャタグ付けおよび広告レイテンシチームに所属するソフトウェアエンジニア、Michael Burns氏は