1月にQualcommを独禁法違反だと提訴したAppleが、今度はモデムの販売でそのモデムの技術ライセンス料も徴収するのは非合法だとして再度提訴した。 米Appleは6月20日(現地時間)、米Qualcommをカリフォルニア州南部地区地裁に提訴した。同社は1月、Qualcommを独禁法違反を訴えたが、今回は「Qualcommの非合法のビジネス慣行」に関するもの。 Appleはメディアに送った公式声明で「Qualcomm社の非合法のビジネス慣行はAppleならびに業界全体に害を与えている。同社は弊社に対して単一の通信接続用の部品を供給しているのみだが、数年にわたり、当社製品の総コストのうち一定のパーセンテージを要求し続けている」と主張する。 米Bloombergによると、Appleは訴状で、Qualcommがモデムの販売でそのモデムの技術ライセンス料も徴収するのは“ダブルディップ(二重取り)