報道によると米連邦捜査局(FBI)は、カリフォルニア州サンバーナーディーノで起きた銃乱射事件に関連する「iPhone」のロック解除に成功したものの、まだ有益な情報は何も得られていないという。 CBS Newsが米国時間4月13日に報じたところによると、FBIは現在も、Syed Farook容疑者が使用していた「iPhone 5c」の情報を分析中だという。Farook容疑者は、14人が死亡した2015年12月の銃乱射事件を引き起こした容疑者2人のうちの1人だ。 このiPhoneは、2016年に入って米政府とAppleの間で繰り広げられた終わりの見えない法的対立の中心となった。政府はAppleに対し、iPhoneのロックを解除してデータを読めるようにする新しいソフトウェアを作成するよう要請した。Appleは、暗号化を弱めると他のiPhoneユーザーを危険にさらすおそれがあるとして、これを拒否し