2月11日の「建国記念の日」に因んで、私は「日韓関係に関連した建国記念の日の意義」と題する小論を2月16日付のアゴラに掲載させて頂いたが、あまり読んで貰えなかった様だし、「いいね」と言って下さったのは2人に過ぎなかった。これに対し「任那を教科書に載せるなと韓国国会は決議したが」と題する3月3日付の八幡和郎さんの記事はよく読まれ、既に1000人を超える人達が「いいね」と言っている。 「歴史を学ぶ事が将来への教訓を得るのに極めて有効だ」というのは、多くの人達が認める事だとは思うのだが、それは歴史を客観的に見た場合にのみ言えることであり、歴史が「民族意識や愛国意識の高揚の材料」となれば、これはむしろ逆効果になる。 先のアゴラの記事で、私は「せめて古代史ぐらいは日韓の学者が共同で研究すればどうか」という提案をしたのだが、「韓国の子供じみた国会決議」や「八幡さんの記事とそれに対する多くの日本人の支持