エイチ・アイ・エス(H.I.S.)とANAホールディングスは12月1日、宇宙輸送機を手掛けるベンチャーのPDエアロスペース(名古屋市)に出資、資本提携したと発表した。H.I.Sから3000万円、ANAホールディングスから2040万円の合計5040万円を出資し、2023年12月に宇宙旅行の事業化を目指す。 PDエアロスペースは07年設立の宇宙機開発ベンチャー。空気中と宇宙空間を同じ機体で飛べるよう、ジェットエンジンとロケットエンジンを途中で切り替えられる次世代エンジンや、繰り返し使える宇宙機「完全再使用型弾道宇宙往還機」を開発している。宇宙旅行では、これらを用いた機体を使う予定。 構想では、宇宙輸送機が航空機と同じように滑走路を離陸した後、放物線を描くように高度100キロメートルまで到達。その後、地球の重力で自由落下し、滑走路に着陸する。フライトは約90分間で、無重力状態を5分ほど体験できる
全日本空輸(ANA)の航空機が定員オーバーのまま離陸しようとした問題を受け、国土交通省は10月25日、国内の航空会社を調査したところ、搭乗手続きをした人数と乗客が一致しなかったトラブルが過去5年間で236件あったことが分かったと発表した。乗客の照合方法について、各社に見直すように指示するという。 発端となったトラブルは、9月30日に全日空機(福岡発・羽田行き)が、定員405人を1人オーバーした状態で出発し、離陸前に引き返したもの。同様のトラブルがないかどうか、国交省が国内の航空会社22社の事例を調べたところ、過去5年間で236件の旅客不一致が起きていたという。そのうち、定員がオーバーした事例は5件(全日空が4件、日本航空が1件)で、いずれも離陸前に駐機場に戻っていた。 また、各航空会社が、出発時のどのタイミングで着席を確認しているかを調べたところ、「ドアクローズ前」「駐機場からの移動開始時
全日本空輸(ANA)が9月30日の福岡発・羽田行きの便で、定員405人を1人オーバーした状態で離陸しようとしていた――そんなトラブルを受け、国土交通省航空局は10月11日、同社に厳重注意した。離陸前に客室乗務員が立ち乗りの客に気付き、駐機場に引き返したため、出発が約46分遅れたという。 トラブルが起きたのは、9月30日の福岡発・羽田行き256便。異なる予約バーコードを取得していた親子のうち、子が誤って父親のバーコードをスマートフォンにダウンロードし、搭乗手続きをしたことが原因という。 保安検査場では父親が通過してから、子が同じバーコードで通過しようとして「再通過」のエラーが出た。だが、検査員はエラーの原因を「子が自分用のバーコードを2度かざしてしまった」と誤認し、そのまま通過させてしまったという。 搭乗口では子が先に通過し、後から父親が乗ろうとした際に「座席重複」のエラーが出たため、父親に
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全日本空輸(ANA)は8月12日、同日朝に羽田空港を出発した国内線28便で、乗客から預かった荷物をまったく搭載しないか、一部搭載しないまま出発するトラブルがあったことを明らかにした。荷物を運ぶベルトコンベアの不具合が原因。荷物は後続の便で行き先の空港に届ける。 トラブルが起きたのは、12日午前6時50分過ぎ。カウンターで預かった荷物を機内に運ぶベルトコンベアのうち1台で、荷物が正常に搬送されていることを検知するセンサーが故障。「荷物が流れていない」と誤検知し、ベルトコンベアが停止した。 約40分後の午前7時35分には復旧したが、出発便を長時間待機させることによる混乱や、後続便への影響を避けるため、一部の便で、荷物をまったく搭載しないか、一部の荷物を登載しないまま出発した。 すべての荷物が登載できなかったのは、高松や千歳、伊丹行きなど16便・乗客数は約4800人、一部未登載で出発したのが神戸
全日本空輸(ANA)は3月30日、22日に発生した国内線システム不具合の原因が、サーバの同期処理を中継するネットワーク中継器の故障だったと発表した。中継機能が故障した上、予備機に切り替えるための機能も故障したという。 ネットワーク中継機は、国内線システムを構成する4台のデータベースサーバの同期処理を中継する機器。 中継機能の故障により同期処理が正常に完了せず、データの整合性が保てなくなり、データベースサーバを自動で停止したという。さらに、ネットワーク中継器が故障した場合に発するはずの「故障シグナル」が発信せず、予備機にも切り替わらなかったという。 再発防止のため、ネットワーク中継機が故障シグナルを出さない場合でも、データベースサーバから故障を検知できるよう24日に改良。不具合のあった機器を製造メーカーで解析し、改善策を検討しているという。 国内旅客システムを総点検して改善点を洗い出すほか、
全日空空輸(ANA)の国内線予約・販売・搭乗手続きシステムに3月22日午前8時20分ごろに不具合が発生し、遅延や欠航が生じている。 システム障害により、羽田空港をはじめ全国の空港で搭乗手続きができなくなっていた。同社によると、午前11時30分ごろにはシステムは復旧し、搭乗手続きは再開したが、通常より時間がかかっているという。今後も遅延・欠航が発生する恐れがあるとして、「運行情報案内」の確認を呼びかけている。 ANAとコードシェア(共同運行)するスターフライヤー、エア・ドゥ、ソラシドエアなどにも影響が出ている。 原因究明と復旧作業は継続中。ANA Webサイトや予約センターでは現在、国内線区間の空席照会、新規予約、予約変更、決済や、搭乗便のWebチェックイン、事前の座席指定が利用できない状態になっている。 Twitterでは「システム障害」「ANA国内線」「全日空」などが朝からトレンド入り。
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 全日本空輸(ANA)で3月22日の午前8時20分に、発券システムの不具合が発生し、国内線の搭乗手続きができなくなった。午後0時30分時点で、87便が欠航し、1万300人が搭乗できなくなっている。 不具合が生じたのは、国内線の予約販売、搭乗手続きのシステム。全国で同じシステムを利用しているため、全49空港に影響が及んだ。 搭乗手続きのシステムは午前11時30分に復旧したが、予約販売システムについては、午後1時30分の時点でめどが立っていない。 ANAによると、サイバー攻撃の可能性など原因については現在のところ不明。判明し次第、公表するとしている。
6月17~18日に開催されたイベント「Google Atmosphere Tokyo 2015」。“「働き方のこれから」が、ここで見つかる。”をテーマに、モバイルやクラウドなどのテクノロジを活用した新しい働き方を探るイベントだが、2日目には全日本空輸 ANA業務プロセス改革室 イノベーション推進部 主席部員の林剛史氏が「ANAが取り組むワークスタイルイノベーションの成果」と題して講演した。 激動の時代と言われる航空業界で新規路線の開拓や国際線の増便など、新たな経営戦略を推進している全日本空輸(ANA)。講演した林氏は、同社内に設置された業務プロセス改革室で、全社の働き方改革の旗振り役として業務にあたっている。部署が誕生した背景には、やはりグローバル化の強化などで横断化、多様化している経営課題を解消していくために、組織を挙げて全力で取り組むことが必要と判断されたからだ。 同社の国際線における
沖電気工業(OKI)は6月30日、全日本空輸(ANA)に国内初の自動手荷物預け機を納入したと発表した。搭乗者自身が操作して手荷物を預けられる装置で、オランダのBagDrop systems BV社製。本体サイズは、幅約130cm×高さ約130cm×奥行き約240cm。 ANAは7月より羽田空港国内線第2旅客ターミナルにて5台から運用を開始し、2015年度末までに同ターミナルに計39台を導入する予定。これにより、係員を介すことなくスムーズに手荷物を預けられるほか、自動手荷物預け機によるカウンターを増やすことで、手荷物受託の処理能力を向上させ、搭乗者の待ち時間を短縮できるとしている。 自動手荷物預け機の利用方法は、以下の通り。 手荷物を装置に入れ、搭乗券をかざす 画面に表示された旅程、顧客情報などを確認 発行される手荷物タグを荷物に取り付ける 装置の前面のドアが閉まり、控えが発行される ANA
全日本空輸(ANA)は7月3日、「ANAメールマガジン」の会員に、「需要喚起2」という件名のメールが誤って配信されたとしてWebサイトで謝罪した。メール配信企業の誤配信が原因で、ウイルスなどによるものではないという。 メルマガ会員によると3日午後、件名に「需要喚起2」、本文に「sample2」とだけ書かれたメールが届いていたという。「びっくりした」「誤配信だろうか」などとTwitterやFacebookで話題になっていた。 関連記事 ANAマイレージクラブに不正ログイン マイルをiTunesコードに不正交換される被害 「ANAマイレージクラブ」のWebサイトに不正ログイン。顧客9人のマイレージ・112万マイルが「iTunesギフトコード」に不正に交換されていたことが分かった。 関連リンク ANAの告知 NAVERまとめ「ANAからメルマガ登録者に「需要喚起2」という謎タイトルのメールが送ら
『MarkeZine』が主催するマーケティング・イベント『MarkeZine Day』『MarkeZine Academy』『MarkeZine プレミアムセミナー』の 最新情報をはじめ、様々なイベント情報をまとめてご紹介します。 MarkeZine Day
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全日本空輸(ANA)は9月20日、米Appleの「iOS 6」が搭載する「Passbook」に、10月1日から国内線で対応すると発表した。 チェックイン不要の「SKiP」サービスをPassbookに対応させる。国内線航空券を購入・座席指定後にPassbookに登録すると、iPhone/iPod touch上の「Pass」画面に表示されるQRコードをかざすことで搭乗できる。欠航や搭乗予定便の出発時刻が変更になった場合は最新情報をPassbook経由で通知する機能も備える。今後国際線でも対応する予定。 Passbookは、チケットやクーポン、会員証などの「Pass」を一括管理できるアプリ。2次元バーコードをiOSデバイスに表示し、リーダーで読み取ってもらうことで利用できる仕組みになっている。 関連記事 iOS 6「Passbook」でぐるなび、TSUTAYAがクーポン配信 iOS 6に搭載され
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