「音作り以外のすべてを行う宣伝担当として宇多田ヒカルに関わってきた」と話すのは、ユニバーサルミュージックの梶望氏。国内外で高い評価を得ている宇多田ヒカルの新作アルバム「Fantôme(ファントーム)」だが、ヒットの裏には綿密なマーケティング戦略があった。 Web広告研究会の2016年11月月例セミナーは、「宇多田ヒカル『Fantôme』のマーケティングを通して見えた、今、戦略構築に必要なこと」と題し、宣伝担当の梶氏が、約2年にわたり実施してきたマーケティング戦略を語った。 6年半ぶりに復帰した宇多田ヒカルが、2016年9月28日発売の新作アルバム「Fantôme」で自身初のオリコン4週連続1位を記録した。このアルバムのマーケティング戦略を一手に担ったのが、宣伝担当の梶氏だ。 自分は音楽のことしかわからず、音楽業界の話を中心にさせてもらう。他の業界の人であっても、成功事例には何らかのヒントが
OHaNASの購入者は64:36で男性が多く、40代以上が79%、50代が34%だという。また、使用者のうち小学生までの子供が28%なのに対して、40代以上が57%となっており、特に50代(22%)と60代以上(24%)の割合が高い。木村氏は、「50代はロボットを未来のモノだと感じて憧れが強い」と述べ、子育てが一段落した時点でロボットに強い興味を持ってくれていると説明する。 また、OHaNASはサーバーを利用しているため使用状況をリアルタイムに把握できる。これは、今までのおもちゃにはできないことであり、時間帯別の使用状況や顧客の嗜好を把握することで、新たなサービス開発に役立てていきたいと木村氏は話す。 企業とのコラボレーションもしており、店頭での商品説明やレシピなどのアイデア提案のほか、接客や店内の案内なども実施しているという。 「ロボットは、ペットや新しい家族ニーズとして支持されている」
マーケター自らが体験することの重要性パネルディスカッションの冒頭、モデレーターの田中氏は「マーケター自らが汗をかいて体験すべき」と事前打ち合わせで山崎氏が話していたことを明かし、山崎氏に問いかける。 山崎氏は、マーケターには自ら体験して、体験にもとづいて語ることが求められるとし、次の5つの要素が必要だと述べる。 課題を発見する力課題解決に向けた探究心課題解決のためのチーム実行力好奇心高く新たな技術をキャッチする力楽しむこと課題を他所に丸投げするのではなく、マーケター自身が課題の本質を知ることが重要であると話す山崎氏は、自身もシューフィッター(靴合わせの専門資格)を取得している。高校生のサッカー大会など、現場で実際にユーザーと触れ合い、コミュニケーションを取り、一緒に体験を共有することを心がけているという。また、自ら東京マラソンなどのフルマラソンにも参加して、商品をリアルに体験することを重視
「宣伝部はいかにデジタル化するのか ~データ武装する宣伝部のためのテレビ視聴データを考える~」と題した講演の冒頭、横山氏は多くの企業がデジタルマーケティング部を組織しているが、文字通り「デジマ=出島」となってしまい、広告・マーケティングの本丸にまで入り込めていないことが多いと指摘。宣伝部のデータ武装を前に、現在のマーケティング課題と潮流を指摘していく。 デジタルマーケティングは、オンライン上の施策だけに限ったことではない。本来の役割は、「リアル」「マス」「ネット」の3領域をデジタルデータで統合、マーケティングのデジタル化によって顧客の動線を最適化することである。 STP(Segmentation Targeting Positioning)や4P(Product Price Place Promotion)といったマーケティングの根幹まで、デジタルデータを活用したさまざまな施策が可能になっ
梅原氏は、会社の規模が小さいため、図1のなかで、アートディレクター、テクニカルディレクター、ディレクターを兼任しているという。なかでも、ディレクターは専門性が高く、他の職種がやらないことをすべて行うため行動力が必要だと話す。 稲葉氏は、アートディレクターとして、制作物のコンセプトを視覚で示すことを仕事にしている。 仙台で働く佐藤氏は、やはり会社の規模が小さいため、図1で示されたディレクターの上流にある仕事をすべて兼任することが多く、分業は3~5人構成の場合が多いと答えている。 「Web制作におけるクリエイティブとは何か」について、石村氏は、Web広告系では利用者の「知りたい」「どうすればいいのか」などのニーズに応えるとともに「利用者に気づきを与え、新しい意識や行動を生む」ための成果物を実現することだと述べる。 続けて、Webサービスやアプリ系では、利用者の「買いたい/行きたい/つながりたい
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