手のひらに収めるのはやや難しいものの、Aura ONEは片手で持つことを想定した設計になっており、本体の背面にはざらつきのあるゴム引き加工が施されている。 また、Aura H2Oと同じく、Aura ONEは防水仕様となっている(ただし、水に浮くわけではない)。IPX8という高めの防水保護等級を獲得しているため、水深2mまでの場所に最長60分間沈められても問題はないという。 そのほかの改良点としては、1872x1404という超高解像度で300ppiのディスプレイや、従来の4Gバイトから8Gバイトに増えた内蔵メモリが挙げられる。また、内蔵のフロントライトも強化され、明るさだけでなく色温度(基本的には「昼」モードと「夜」モード)も調節できるようになった。 対応の電子書籍は端末に統合されたKoboのオンラインストアで購入できる。米国、カナダ、英国、オーストラリア、ニュージーランドでは、Koboの親
楽天は2月12日、関係会社株式評価損623億円を個別決算に計上したと発表した。電子書籍子会社Rakuten Koboなどが含まれるという。 Kobo関連では、連結ではのれんの減損として78億円の減損損失を計上。Koboは2011年に買収し、電子書籍ストアや端末を展開しているが、「世界の電子書籍市場の立ち上がりが当初の想定よりも遅れ、それに伴う事業計画の遅れが要因」という。また仏PRICEMINISTER株式172億円分なども含め、連結では381億円を減損損失といて計上した。 ただ、電子書籍事業自体は図書館向け電子書籍プラットフォーム提供のOverDriveを昨年買収したことで急速に改善しているという。KoboとOverDriveを含めた同事業のEBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利益)は2016年12月期に黒字化する見込みだとしている。 編集部より 当初」Rakuten Kob
楽天の子会社であるKoboは4月19日、日本向けに電子書籍サービス「kobo」のiOSアプリを提供開始した。App Storeで無料でダウンロードできる。iOS 6.1以上に対応する。 Koboではこれまで、日本向けに電子ブックリーダー「kobo glo」「kobo mini」「kobo Touch」の3機種の専用端末とAndroid版アプリを提供している。電子書籍ストアの「koboイーブックストア」で購入した電子書籍は、アカウントを持っていれば異なるデバイス、アプリケーションでも利用できる。 また、アプリ限定の機能として、電子書籍を読む前に、ほかの読者の評価を見たり、読み終えた後に本の評価を書き込み、ほかの読者と共有したりできる「ソーシャルリーディング機能」を搭載する。
楽天グループが、「楽天ブックス」と電子書籍サービス「kobo」の連携を強化し、koboのiOSアプリや複数の新端末を提供する――4月4日に都内で開催された楽天ブックス・楽天koboに関する事業戦略説明会で、同社の方針が明らかにされた。 楽天ブックスとkoboの連携を強化 メディアや出版業界関係者を招待した説明会の冒頭には、楽天執行役員 パッケージメディア事業長 兼 イーブックジャパン事業長の舟木徹氏が登壇。まずは楽天ブックスの現状について説明した。 楽天ブックスは、楽天が手掛ける書籍やCD、DVDの販売サイト。現在の流通総額は年間300億円。これは楽天市場全体の流通総額の2.1%に当たるという。取り扱う商品の点数は200万点。2011年には千葉県市川市に自社倉庫を用意し、在庫を抱えることで商品ラインアップを拡充。さらに翌日配送サービスの「あす楽」を展開するなどしてきた。 同サービスでは今後
楽天子会社のKoboは12月5日、文庫本より小さいコンパクトモデルの電子ブックリーダー「kobo mini」の予約受付を開始した。価格は6980円。12月18日から出荷する。 kobo miniの画面は、5インチのタッチスクリーンで16階調グレースケール。E Inkのディスプレイを採用し、太陽の下でも快適に読むことができ、長時間の読書でも目が疲れにくいという。 内蔵メモリ容量は2Gバイト、使用可能領域は約1Gバイトで、書籍約1000冊分、コミック約20~50冊分の保存が可能という。EPUBやPDFのほか、JPEG、GIF、PNG、BMP、TIFF、TXT、HTML、RTF、CBZ、CBR、MOBIにも対応する。 充電持続時間は最長約1カ月で、1回のフル充電で最大約4万ページ分のページめくりを可能としている。本体サイズは横102mm×縦133mm×厚さ10mmで、重さは134g。カラーはグラ
楽天の子会社であるKoboは11月1日、電子書籍リーダーの新機種「kobo glo」と「kobo mini」の2つを日本市場に投入することを発表した。価格はkobo gloが7980円、kobo miniは6980円。また発売中の「kobo Touch」は6980円に改訂する。 kobo gloは、6インチタッチスクリーンのディスプレイにフロントライト機能を搭載。標準搭載のストレージに加え、microSDカードを使用することにより、メモリを拡張することが可能となっている。11月1日より予約を開始し、発売日は11月15日を予定。 kobo miniは、5インチタッチスクリーンを搭載した手のひらサイズの小型電子書籍リーダーとなっている。発売は12月中旬を予定している。
今日は、楽天koboイーブックストアのちょっとした失敗を例に、世の中でよくある、目標やKPI達成のために、本筋を外れたアクションをしてしまう失敗について触れます。 電子書籍リーダーとして注目された楽天koboですが、そのコンテンツを入手するイーブックストアの様子が、何とも微妙なことになっています。 というのも、イラスト1枚で1コンテンツ(50円)という商品が2000点以上あったり、コード進行付歌詞カード1曲分で1コンテンツ(80円)という商品が14000点以上あったりという状況なのです。「イーブックのコンテンツ1点」にはほど遠い商品が多数登録されていると多方面から突っ込みが入っていたので、ご存じの方も多いでしょう。 なぜこんなことが起きたのでしょうか? おそらく、「イーブックストアのコンテンツは、7月末までに3万点・8月末までに6万点を揃える」と発表していたとおりにするために、「なんでもい
楽天代表取締役会長 兼 社長の三木谷浩史氏曰く、「挑戦的」な価格とされた7980円のkobo Touch。家電メーカーを経営する専門家が実機を分解し、内部で使われている部品や形状などから設計方針を推定。本当に“挑戦的な価格”だったのかどうかを探った。 どこにでもある一般的なEブックリーダーのメカ構造、金型費も安そう まず前提条件から整理していこう。初回出荷で10万台いったという数値を真に受けるのであれば、10万台以上は当然仕込んでいたと考えるべき。組み込みソフトウェアとサーバ側の開発費は一発の費用であり、100万台ぐらいのトータル出荷数を見るのであれば1億円かかっていても台あたり100円程度になる。しかも、ここは楽天がKobo社を買収していることから実質固定費であると見るべきなので、本稿では見ないことにしたい。重要なのは楽天(またはKobo社)がEMS(受託生産サービス)に対して支払ってい
楽天が発売した電子書籍端末「kobo」。電子書籍やPDF、画像を閲覧することができるほか、お絵描きや数独、ブラウザ機能もついています。電子書籍以外の楽しみ方もできるのでぜひ。 詳細は以下より。 Photo by Jennie Faber. まずkoboの左上にある設定ボタンをクリック。 設定の中の「その他」へ進みます。 すると、お絵描き、数独、ブラウザを利用するメニューが表示されます。 お絵描きです。指でタッチして絵を描くことができますよ。線はけっこう細いので若干かすれる感じになることも。描いた絵は保存することができます。 数独です。電車の中での暇つぶしにもってこいですね! 最後にブラウザです。通常のPCサイトを綺麗に表示させることができました。スクロールが少しもたつきますが、電子書籍端末でブラウザが使えるといざというときに便利。 電子書籍を読む以外にもたくさん遊べる機能があるので、kob
あの楽天が電子書籍分野に進出、ということで注目を集めていた「Kobo Touch」なんだが、どうも不具合続出でユーザーから苦情殺到、という状況になっています。7980円は破格な値段なんだが、当初から評判はあまり良くなかった。セッティングも難しく、こなれていない感が漂っていたわけです。そこにきてこの不具合騒動。発売後にユーザーからのフィードバックでバグを修正し続けるゲーム屋じゃないんだから、という声も上がっています。 この「ガハろぐNews」では、楽天が募集したらしい人材募集について紹介。当該の募集はすでに削除されているんだが、募集のコピーが「秀逸」ということでネット上で話題になっています。 表題のブログでは、どうしてこんなことになったのか中の人に聞いています。どうも準備不足のまま、超特急で作業したらしい。慣れないことはやるもんじゃない、という典型。英語化を進める楽天の三木谷社長の英語もけっ
楽天子会社のカナダKoboが7月19日に発売した電子書籍端末「kobo Touch」。7980円という挑戦的な価格が話題を呼び、三木谷浩史社長が店頭でトップセールスするなど鳴り物入りで登場したが、発売当日に手に入れたユーザーの一部は、「アクティベーションできない」「電子書籍が正常に表示されない」など不具合に悩んだ。楽天の直販サイトの端末レビュー欄には批判が殺到し、炎上状態になった。 一連の問題はなぜ起きたのか。楽天は、問題にどう対処していくのか。そして、直販サイトのレビューが閲覧できない状態になったのはなぜか――楽天デジタルコンテンツ推進室の本間毅執行役員に真相を聞いた。 アクティベーションできない……「大きなミスを犯してしまった」 ――kobo Touchのアクティベーションに失敗する人が続出しました。 多くのお客様にご迷惑をおかけしたと認識しています。Koboのサービスは19日午後3時
楽天子会社のKoboは7月5日、国際電子出版EXPOの会場で電子書籍事業の日本展開を説明した。展示ブースには同日から一部書店での店頭展示が始まった電子書籍端末「Kobo Touch」を確かめようとする人々が集まっていた。ブースの一角に設置された壇上でKoboのコンテンツ担当役員を務めるMichael Tamblyn氏がKoboの概要と日本市場への対応を解説した。 Tamblyn氏は世界の電子書籍の市場状況を「米国書籍の20%は電子書籍。さらにベストセラーの30%は電子書籍」と紹介。英国やカナダでも書籍の15%が電子書籍で、提供する出版社も国際展開する大規模なものから小規模、独立系などさまざまな事業者が参入していると説明している。 Koboは2010年12月の販売開始以来、9カ国に展開している。「米国やカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、香港。2011年には英書店大手のWHSmith、
Pinterestへの出資やカナダKoboの同社を通じた電子書籍事業への参入など、その動向に注目が集まる楽天。同社は7月4日、自社ユーザー向けイベント「楽天 EXPO 2012 〜Beautiful〜」を東京にて開催した。イベントに登壇した楽天代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏は、「Beautiful」をテーマに今後の取り組みについて語った。 なお、同イベントでは、米PinterestのBusiness SpecialistであるSarah Tavel氏による講演も行われている。 ECは第2フェーズへ移行 7月4日には、楽天市場との連携強化が発表されたPinterest。楽天が同社への出資について明らかにしたのは5月。三木谷氏は「名だたる投資家らが出資しようとしたができなかったところで、楽天がリードインベスターとして出資し、米国ではSplash(衝撃)が起きた」と振り返る。 三木谷氏は、E
「出版業界のプレーヤーみんなで、日本に読書のトレンドを取り戻したい。それが楽天の掲げる『読書革命』」――楽天代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏は7月2日に開催された発表会で、同社の子会社であるKoboが展開する電子書籍事業についてこのように語った。 既報のとおり、楽天は、電子書籍端末「kobo Touch」の予約を同日より開始した。価格は7980円。コンテンツは7月19日から配信する。 kobo TouchはE Inkの電子ペーパー「Pearl」ディスプレイを採用する。サイズは高さ165mm×幅114mm×厚さ10mm。内蔵メモリ容量は約2Gバイトで、うち約1Gバイトほどにコンテンツを保存できる。連続駆動時間は約1カ月。利用できるフォントは11種類。日本語フォントにはモリサワフォントを採用している。カラーはブルー、ライラック、シルバー、ブラックの4種類をラインアップ。 Facebookで読
Amazon.co.jpが電子書籍リーダー「Kindle」を近日中に国内で発売することを明らかにして世間を騒がせている。その対抗馬とも言われる楽天が、電子書籍サービスの開始に向けた動きを加速している。 楽天は2011年11月、電子書籍事業を手がけるカナダのKoboについて買収を発表していたが、6月21日には楽天とkoboのロゴが入ったティザーサイトを公開。最新情報の配信を希望するユーザーのメールアドレスの登録を開始している。 現時点で楽天からのコメントは得られていないが、同社では7月2日に「Koboによる電子書籍事業に関する記者会見」を開催する予定。同日は楽天代表取締役会長兼社長でKobo Directorを務める三木谷浩史氏が登壇し、そのサービスや戦略について語る予定だ。
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