静岡県袋井市久能の寺院「可睡斎」(佐瀬道淳斎主)で、大正時代初めに制作された明治天皇の銅像が発見され、4日、報道陣に公開された。 銅像は高さ55センチ。像が入っていた厨子(ずし)は高さ92センチで、菊のご紋があしらわれいる。同寺によると、明治後期に宮内大臣を務めた田中光顕伯爵(1843~1939年)が、明治天皇の崩御後、彫刻家の渡辺長男(おさお)に制作を依頼、当時の同寺斎主が田中伯爵と懇意だったことから銅像を譲り受けたという。しかし、施錠された厨子に何が入っているかわからなくなっていた。 銅像の発見は、同寺の地元有志が今年2月、境内にある護国塔の建立100年展の実行委員会を発足させたことがきっかけ。寺に「銅像が寄贈されている」との情報が寄せられ、委員長を務める元県教育長の遠藤亮平さん(63)が3月28日に銅像を発見。その後、田中伯爵の元別荘「青山荘」(静岡市清水区蒲原)を訪ねるなどして、明
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く