10月20日、リビア国民評議会のジブリル首相は、カダフィ大佐の検視結果を発表し、大佐が頭部に銃弾を受けて死亡したと明らかにした。写真はシルト近郊で空爆を受けた大佐派の車(2011年 ロイター/Thaier al-Sudani) [トリポリ 20日 ロイター] リビアを暫定統治する国民評議会(NTC)のジブリル首相は20日、カダフィ大佐の検視結果を発表し、大佐が頭部に銃弾を受けて死亡したと明らかにした。拘束後に発生した銃撃戦に巻き込まれたという。首都トリポリで開かれた記者会見で語った。 ジブリル首相は、「大佐は(隠れていた)排水管から連れ出され、連行される際に右腕に銃弾を受けた」と説明。「大佐を乗せたトラックが動き始めると、カダフィ派と反体制派との銃撃戦に巻き込まれ、大佐は頭部に銃弾を受けた」と続けた。 同首相によると、カダフィ大佐は病院に到着する直前に死亡し、四男のムアタシム氏も頭や首に銃