近ごろあまり聞かなくなりましたが、TPOという言葉があります。Time(時) Place(場所) Occasion(場合)の頭文字をとったものです。もともとファッションについての言葉として生まれました。服装は時と場所と場合によって決めるべきだという意味を、「TPOが大切」といったように表しました。 ここから派生してさまざまな事柄について、時と場所と場合に合わせて対応することの大切さを表すときに使われてきました。言葉の使い方もまさにこれと同じで、伝える相手や目的に応じて変える必要があります。そのうえでどういう手段でどう表現するかが決まるでしょう。 つまり、誰(Who)に何(What)をどう(How)伝えるかという「WWH」が基本になります。
鬼・怒鳴門(きーん・どなるど) ニューヨーク市ブルックリン生まれ。92歳。東日本大震災後の2012年に日本国籍を取得した。菊池寛賞、毎日出版文化賞など受賞。02年に文化功労者、08年に文化勲章を受けた。米コロンビア大名誉教授=東京都北区で2015年2月2日、宮間俊樹撮影 ドナルド・キーンさんインタビュー お国のために我慢すること、お国のために死ぬことが、日本の伝統なのだろうか。若き日に「源氏物語」と出合った感動を抱き続け、日本国籍を取得した日本文学研究者のドナルド・キーンさんに聞いた。【聞き手・高橋昌紀/デジタル報道センター】 米国海軍の日本語将校として、太平洋戦争に従軍しました。武器は取りたくなかった。だから、語学の能力を生かそうと思ったのです。1943年2月に海軍日本語学校を卒業し、日本軍から押収した文書の翻訳任務に就きます。ある日、小さな黒い手帳の山に行き当たりました。同僚たちは避け
ハイトーンボイスで商品の魅力をお茶の間に語りかける高田明社長でおなじみの通信販売大手ジャパネットたかた。2015年1月、新社長就任の高田旭人さん(35)に「根拠のある自信」を得るための勉強法を聞きました。 ◇ 父が祖父のカメラ店から独立し、長崎県佐世保市にジャパネットたかたの前身となる小さなカメラ店を開いたのは1986年です。当時、家族でカメラ店の2階に住んでいて、商売をする両親の背を見て育ちました。近くには武雄、嬉野(佐賀県)といった温泉街があり、父はよく店を閉めてからカメラを持って出かけていき、客の写真を撮っては夜中のうちに現像。翌朝、売りに行っていました。当時から付加価値ということにこだわっていて、小さな街の写真店だったにもかかわらず、九州でも有数の売り上げを上げて話題になったりもしました。そういう姿をみて育ったためか、中学、高校ごろには自然と「会社を継ぐものだ」と考えていて、大学受
すまいりーきくち 1972年、東京都生まれ。お笑い芸人として活動していた1999年から10年以上、身に覚えのない殺人事件の犯人だとインターネット上に書き込まれ続けた。自身の経験をまとめた著書「突然、僕は殺人犯にされた」(竹書房)を出版。ブログでも積極的に発信している。 川崎市の多摩川河川敷で中学1年の少年(13)が刺殺体で見つかった事件で、真偽が不明な「犯人」情報がインターネット上であふれ出した。根拠の無い情報が原因で10年以上にわたってインターネット上で「殺人犯」と誹謗(ひぼう)中傷を受け続けたお笑い芸人のスマイリーキクチさん(43)は自身のブログ内で「自分の言葉と行動に『責任』を持とう」と呼びかけ話題になった。 インターネット上で犯人探し、「私的制裁」が横行する現状をスマイリーキクチさんはどのように見ているのか。発言の根底にはネット上の中傷による「加害者を減らしたい」という思いがあると
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