「民主圧勝」の観測が強まる衆院選だが、選挙の行方が、長らく自民党を支えてきた「派閥」を揺るがそうとしている。派閥の領袖の大半は当落線上の苦戦を強いられている上に各派とも所属議員が激減する見通しで、選挙後の派閥運営のめども立たない。少数派閥からは「派として存続できないかもしれない」(高村派幹部)との悲鳴も上がり始めた。 「どうか、当選させてください。どうか、みなさまの手で国政に押し上げてくださるよう、よろしくお願いします」 自民党山崎派会長の山崎拓前副総裁(福岡2区)は28日、福岡市内の街頭演説で、「お願い」を連発した。山崎氏は幹事長や政調会長など要職を歴任し、99年には党総裁選にも立候補した。だが、衆参で40人の勢力を擁し第4派閥を率いる領袖は、演説の終わりに「あと一歩、あと一押しのご声援、よろしくお願いします」と訴え続けた。 伊吹派会長の伊吹文明元幹事長も28日、京都市内での会合で「現在
読売新聞の衆院選の終盤情勢調査では、自民党の首相経験者や派閥領袖の多くが当落線上での戦いを強いられている現状が改めて浮き彫りになった。 逆風の背景には、民主党が訴える「政権交代」に加え、世代交代のムードが広がってきたことがある。「大物候補」といえども、他候補の応援に回る余裕はなく、自らの選挙区に張り付かざるを得ない状況だ。 「今回は日本の将来を決める選挙。大変な苦戦だが、はね返さないといけない」 群馬県高崎市のJR高崎駅前で27日、髪を振り乱して訴えたのは、福田前首相(群馬4区)だ。通行人に積極的に握手を求め、記念撮影にも気軽に応じる姿には、クールな受け答えで知られた首相、官房長官時代の面影はうかがえない。 無風選挙に慣れきっていた陣営は、民主党新人の三宅雪子氏(44)の激しい追い上げに、「今回ほど、危機感を身にしみて感じることはない」と戸惑いを隠さない。 73歳の福田氏は、世代交代を求め
〈09総選挙〉「郵政」再戦、風向き一変 激戦奈良2区、無党派獲得に力2009年8月26日 印刷 05年の前回、小泉旋風と「刺客」ブームに乗って自民が圧勝した奈良2区。しかし、今回は様相が一変、追い風を受ける民主などとしのぎを削る県内屈指の激戦区となった。選挙戦終盤に向け、各陣営は無党派層への浸透に力を注ぐ。(東裕二、下司佳代子) 「おはようございます」。25日朝。大和郡山市のJR大和小泉駅前の改札口付近で運動員の声が響く。自民前職の高市早苗氏(48)は何度も頭を下げた。 「落下傘候補」だった高市氏はこの4年間、後援会づくりに力を注いだ。公示までは後援会や団体・企業などへのあいさつ回りで組織固めに集中。しかし、公示後は駅前や街頭で積極的に演説を繰り広げ、無党派層を意識した戦いを展開している。 高市氏の前回得票は約9万2千票。ところが、ともに敗れたものの今回民主入りした前職の滝実氏(70)と、
密約調査、新政権に協力=外務省首脳が表明 密約調査、新政権に協力=外務省首脳が表明 外務省首脳は28日、米国による核兵器持ち込みをめぐる密約問題について「新政権から指示が出された段階で対応したい」と述べ、調査を表明している民主党が政権を獲得した場合は、新政権の方針に協力する意向を事実上明らかにした。衆院選後の政権交代が濃厚となりつつある情勢を受け、「密約は存在しない」との立場から調査実施を否定してきた従来の姿勢を修正したものだ。 政府はこれまで、密約の存在を一貫して否定。藪中三十二外務事務次官は24日の記者会見で、事前協議の対象となる核の持ち込みに艦船などの「立ち寄り」が含まれるかどうかに関し、日米間で解釈の相違があった可能性に言及する一方、調査については「今の時点で具体的に何か考えているわけではない」と述べるにとどまっていた。 しかし、民主党側は密約があった可能性が高いと見て、「徹
衆院選の投票日を2日後に控えた28日、麻生太郎首相(自民党総裁)と民主党の鳩山由紀夫代表が長崎2区に入り、党公認候補の応援演説を行った。同区は、自民党の大物前職に民主党の若手女性新人が挑む「政権選択の象徴区」とされるだけに、マイクを握る両氏の声にも力がこもった。 首相は昼過ぎ、長崎県諫早(いさはや)市の公園で、雨が降る中、久間章生元防衛相の街頭演説会に駆け付けた。 久間氏は同期当選で集まる「士志の会」の仲間でもあり、首相は「(自分が)政調会長のときに政調会長代理として助けていただいた。景気対策の予算編成時に相談した中で、久間氏は『やるべし』と言った数少ない国会議員だ」と関係を強調した。 さらに「この方に助けていただいたので、遮二無二やってきた。ぜひ、前回同様の力をいただきますよう、心からお願いします」と久間氏への支援を呼びかけた。最後は2人そろって「ガンバロー」と叫び、がっちり握手を交わし
「いい政府、皆さんの1票で」=小沢氏、初の街頭演説 「いい政府、皆さんの1票で」=小沢氏、初の街頭演説 「あの白人社会の米国でさえ、黒人の大統領を選んでまで変化を求めた。いい政府をつくるのは皆さんの一票一票だ」。民主党の小沢一郎代表代行は28日、高知県いの町で衆院選公示後初めて街頭演説を行い、同党への支持を訴えた。 小沢氏は「小泉政権以来、改革の美名の下に国民生活を窮地に追い込む政治が行われてきた。政権交代が必要だ」と強調。「自民党に一票を入れておいて政治に文句を言う資格はない。投票を棄権する人たちにも、政治に文句を言う資格はない」と、強い口調で民主党への投票を求めた。 小沢氏は18日の公示後、候補者の選挙事務所回りなどに徹し、これまで街頭でマイクを握ることはなかった。29日は福岡、石川両県で街頭に立つ予定だ。 (2009/08/28-18:44) 関連ニュース 【アクセスランキング】
博士課程の学生がする研究に対して年180万円程度の「給与」を支払う制度を創設するため、文部科学省は新年度の概算要求に約66億円を盛り込むことを決めた。職業意識をもって研究に専念してもらう狙いがあり、2千人程度の枠を見込んでいる。 大学に博士課程の学生を対象にした「特別研究アシスタント」のポストを設け、公募や選抜で選ばれた学生と大学が雇用関係を結び、生活を支えるための実質的な給与を支払う。来年度にポストを設ける大学を募り、まず5年間にわたり支援する。 博士課程の学生は、学費を払って研究を学ぶ一方、指導教官から共同研究者として実験などを任されていることが多い。現状では、博士課程に進み研究を続けたいと思っても、待遇やその後の進路への不安から、あきらめるケースもあり、新制度は優秀な学生を確保する狙いもある。 博士課程の学生への経済支援では、個人を対象にした特別研究員制度があり、約4600人が
【中盤の情勢・兵庫】田中一歩抜け 冬柴猛追2009年8月27日15時47分 印刷 ◇1区 井戸が幅広い年代から支持を集め、他候補をリードしている。民主支持層をほぼまとめ、無党派層でも7割の支持を受ける。盛山は自民支持層の8割、公明支持層もほぼ固めるが、無党派層に浸透できず、勢いが見られない。味口、原は支持拡大に懸命だ。 ◇2区 向山が民主支持層の9割以上、無党派層からも5割近い支持を得て有利な情勢。20代をのぞくすべての年代層に幅広く浸透している。赤羽は公明支持層をまとめたが、自民支持層は7割弱しか固め切れず苦戦。井村は勢いが見られない。 ◇3区 土肥が民主支持層の9割以上、無党派層の半数を固め、有利な情勢。30代以上の各年代から支持を集める。関は自民、公明各支持層をほぼ押さえたものの、伸び悩んでいる。金田は支持拡大に懸命だ。 ◇4区 高橋が民主支持層の8割以上、無党派層の半数の支持を固め
第28回よこはま国際ちびっこ駅伝大会の参加者を募集。日産スタジアムで2019年2月16日開催。登録受付は1月9日まで
【中盤の情勢・大阪】森山が北側に先行 中馬と中山太は苦戦2009年8月27日15時47分 印刷 ◇1区 熊田が民主支持層をほぼまとめ、無党派層も8割を固めて優位に立つ。当選9回のベテラン、中馬は懸命に追う。辻は苦戦。 ◇2区 萩原がリードし、左藤が追う。川条は厳しい戦いだ。萩原は無党派層の約6割が支持。左藤は公明支持層に浸透するが、自民支持層は川条と分け合う。 ◇3区 中島と田端が互角の激しい戦い。中島は民主支持層をほぼ固め、無党派層の半数をまとめる。田端は自民支持層をほぼまとめ、無党派層の4割弱に浸透する。 ◇4区 吉田がリードし、中山が激しく追う。吉田は民主支持層をほぼ固め、無党派層の6割に浸透。中山は自民支持層の9割を固めたが、無党派層は2割どまり。 ◇5区 稲見がやや有利な情勢で、谷口が懸命に追う。稲見は民主支持層をほぼ固め、無党派層の半数に浸透。谷口は自民支持層の約7割、無党派層
読売新聞社は25〜27日に、全国で世論調査を行い、終盤戦に入った衆院選の情勢を探った。県内では、先行する民主党候補を自民党候補が激しく追う展開となっている小選挙区が目立つが、なお2割近い有権者が投票先を明らかにしていない選挙区もあり、最終盤でさらに情勢が変わる可能性も残されている。最終盤に向かう激戦の現場を幾つか訪ね、世論調査結果を交えて現状を報告する。(文中敬称略) ◎最多5候補、政策競う 1区 牧野 聖修64 民 元《3》 中野 雄太35 諸 新 上川 陽子56 自 前《3》 佐藤 剛36 み 新 池野 元章49 共 新 ◎ 牧野は26日夜、JR静岡駅南口での街頭演説の際、選挙カーに積んでいる照明器具が故障し、暗いなかで演説する羽目になった。それでも、「子ども手当」などの政策を訴えると、耳を傾けていたサラリーマンらから「そうだ」とのかけ声や拍手が送られ、牧野は「政権交代に向けた思
30日に投開票される衆院選で、中日新聞社は27日、1〜5区の県内5選挙区のうち、三重4、5区の世論調査結果をまとめた。県内で特に保守層が厚いとされる地域だが、勢いに乗る民主党が自民党との差を広げつつあるもようだ。 (衆院選三重取材班) 選挙区は、4区で民主前職が優位に立ち、自民前職はやや苦戦。5区では自民前職と民主新人が大接戦を演じている。一方、比例代表では4、5区とも民主が保守層も取り込み、無党派層からも厚い支持を得ている。
終盤情勢調査 衆院選の投票日を間近に控え、読売新聞社は25〜27日、前回衆院選で自民党が勝利した県内の1、4、5区で終盤情勢世論調査を実施した。序盤調査で接戦となっていた1区は民主候補がややリード。序盤で民主候補が優位に立っていた4、5区は、予断を許さない展開になった。3選挙区とも2割前後の有権者が誰に投票するか決めておらず、さらに情勢が変化する可能性もある。(文中敬称略) 中井先行、追う川崎 ――1区 中井が先行し、川崎が追う展開となった。党の政権公約を訴え続ける中井は、30〜60歳代で高い支持を集め、民主支持層の9割強を固めた。無党派層の4割弱から支持を得て、自民支持層の一部も取り込む。男性からの支持が高いのに加え、女性の支持も川崎とほぼ互角になった。職業別では、サラリーマンや商工自営業者の支持が厚い。「65歳まで政治家を続ける」と公言する川崎は、自民、公明支持層の8割を固めた。年代別
民主党内で選挙後、小沢一郎代表代行に近いグループが最大勢力に躍り出そうな情勢となっている。注目されるのが小選挙区の新人114人と、59人の比例単独候補。小沢氏に近いとみられる候補が数多く含まれ、党内では「小沢チルドレンは100人を超えるのでは」ともささやかれている。【渡辺創】 「私が彼を一人前の政治家に育てる。何としても国会に送ってやっていただきたい」。27日夜、広島市中区であった菅川洋候補(広島1区、民主新人)の総決起集会に小沢氏が姿を見せた。集まった支援者は1000人超。解散後一度も街頭に立っていない小沢氏が多数の有権者の前で話すのは珍しい。 菅川氏は小沢氏に近い新人・元職で作る「一新会倶楽部」のメンバーで、4月末にも小沢氏が後援会幹部50人との宴席に出席した。小沢氏は新人114人中少なくとも106人の陣営で自ら選挙指導しているが、その中でも手厚い支援を受けている候補の一人だ。 「小沢
自民党が「知ってドッキリ民主党これが本性だ!! 民主党には秘密の計画がある!! 民主党にだまされるな!」というパンフレットを作成している。 とにかく世の中の気に入らないことはすべて日教組や自治労をはじめとする労働組合のせいだ、という内容。中には自民党政権が認めてきたことや、推進した政策まで、日教組や自治労など労働組合のせいにして、批判している。 そのこじつけ方がネットウヨさながらに 民主党=日教組支援=自治労支援=部落解放同盟支援=反日政党=中国や北朝鮮の陰謀 という「WILL」「SAPIO」「産経」的なデマゴーグの図式。性の乱れから、何から何まで説明している。 昔、サヨクが何から何まで、統一協会とCIAの陰謀と説明づけていたようなもの。 いったい誰がこんなレベルの低いビラを書いたのだろうか。公党の政策担当者のチェックがかかったらこんなことにはならないばす。こんな電波系のこと書いて選挙中に
自民組織「ぶっ壊れた」=「平成の大合併」地方議員激減【09衆院選】 自民組織「ぶっ壊れた」=「平成の大合併」地方議員激減【09衆院選】 30日投開票の衆院選で劣勢が伝えられる自民党だが、小泉純一郎元首相の下で推し進めた「平成の大合併」がボディーブローのように効いている。市町村合併に伴う議員定数削減で、選挙の実動部隊にもなっていた保守系議員が激減。小泉氏が首相在任中に「自民党をぶっ壊す」と宣言した通り、地方組織は壊滅状態とされ、候補者の陣営から漏れるのは恨み節とも取れるため息ばかりだ。 「地方議員を通じて票を隅々まで集める組織はもうない」とため息をつくのは、長崎の自民党県連幹部だ。県内のある選挙区では、市町村合併により議員数が約500人から約170人に減り、多くの保守系が議席を失った。候補者の陣営幹部を務める元町長は「議員1人が支持者10人以上を連れてきた」と明かすが、それも今や昔だ。
まずはじめに、僕のこの憤りは彼らマスメディアに何らの期待をしての愛ゆえではないことを表明しておこう。そもそもたまたま行き着いたアサヒコムの記事であって、新聞などお金の無駄であるから、取っていないし、マスメディアのWebサイトも読まない。体制の広報媒体など読む必要などどこにあるのだろう。もっとも体制の意思を知るには格好だが。体制の意思など極めて分かりやすいし、それは古くから一貫しているわけだから、歴史を読み解いた方がよほど現代を正確に把握するには近道であろう。要するに、マスメディアに期待すべきことはせいぜい早々に廃業することを望むぐらいである。しかし、そのうえで、あまりに酷い垂れ流しだったので、思わずこの会社に批判のメールをしたので、そのメールを一部修正して、ここに掲載することにした。 (以下、一部修正し転載) まず、社説は「国のかたち」の中心に、消費税の増税問題があると言っている。のっけか
消費税問題は言い尽くした感がありますが、選挙最終盤になって天下の朝日新聞が、とんでもないことを言い出しました。 もっとも「朝日」に限らず、日本の大新聞は消費税増税を常に煽ってはきましたが・・・。 長くなりますが、その愚をさらすために全文転載しておきます。 09総選挙・消費税―増税論議をすみやかに(朝日 2009年8月27日 社説) 「国のかたち」を決める大事な論戦が低調なまま、総選挙の投票日がやってこようとしている。消費税の増税問題である。 自民党も民主党も、高齢社会のなかで今後膨らみ続ける社会保障財源として、消費税率引き上げが必要になることは認めている。ならばその見取り図を有権者に示すことが政権を争う政党としての責任のはずだ。 ところが両党とも総選挙の争点から外してしまった。これは国民にとっても不幸なことではないか。 政府の推計では、いま年間90兆円の社会保障給付費が2025年には140
by CyberBuzz 日本人が片時も忘れては次らないことは、日本は自由貿易によって利益 を得る国であり、しかも「世界最大の利益」を得る国になってしまった。 2009年8月28日 金曜日 ◆『国民のための経済原論 (Ⅱ) アメリカ併合編』 著者 :小室直樹 イギリスに自由貿易を押しつけられた国ぐにの哀れな末路 さて、ここまで比較優位説、その後ろ楯たるヘクシャー・オリーン・サムエルソンの定理、さらに国際収支表の読み方まで講義をしてきた。どうです。しっかり身につきましたか。とっくりこと腑に落ちましたか。 これさえ理解すれぱ、読者諸君も立派な国際エコノミスト。その肩書を名刺に刷れるほど。では、いよいよ、これらの理論を総動員して、国際経済の読み方に入っていきましょう。タームもはや、いちいち用語の説明はしませんぞ。 比較優位説は、社会的機能という点から論ずると、イギリス帝国主義のイデオロギーであっ
政権選択を懸けて三十日に投開票される衆院選で、県内の各陣営は追い込みに入った。三選挙区とも「自民対野党」の構図が成立。し烈な集票合戦を繰り広げる最終盤の情勢を探った。
高崎市の群馬音楽センター。民主新人の三宅雪子氏を支援する労働組合関係者を集めた総決起集会が二十五日夕、開かれた。来場者約二千人に、計約一万枚もの三宅氏の名刺が配布された。労組幹部は「明日、職場でこの名刺を配ってほしい。政権交代に“王手”がかかっている」と気勢を上げた。 ただ、民主党県連の労組系、保守系による対立は解消してはいない。選対本部長は山梨選挙区の米長晴信参院議員。選対幹部には労組系、保守系とも入れず、混乱を避ける形にした。 こうした態勢を仕切ったのは、三宅氏を自民前職の福田康夫氏への「刺客」として送り込んだ小沢一郎党代表代行だ。県内に地縁のない三宅氏は、福田氏個人への批判をあえて封印。都市部で自転車遊説などを繰り返し、若さをアピールする。
自公「バーター」過熱 選挙区と比例区で票譲り合う 双方に危機感2009年8月26日 印刷 「選挙区は自民に、比例区は公明に」――逆風下の選挙戦となっている自民党と公明党が、それぞれの「票」を選挙区と比例区で融通し合う「バーター」に躍起だ。選挙区で3議席維持を目指す自民は、一定の組織票を持つ公明の協力が欠かせない。一方、公明は前回05年総選挙の比例東北ブロックで悲願の2議席にわずかに届かず、再チャレンジの今回、自民票の上積みに期待を膨らます。(南日慶子) 25日、山形市のJR山形駅前で開かれた公明党の演説会に、太田昭宏代表が姿を見せた。「何が何でも東北比例区2議席奪取。そして与党が勝つよう前進したい」と呼びかけると、支持者らが「そうだ」と気勢を上げた。 公明は前回比例東北ブロックで目標の2議席獲得に約1万3千票足りず、1議席にとどまった。県内での得票は約9万6千票。今回、どうにか上積みをしな
8月、ギリシャのアテネに面した丘陵地帯は森林火災の犠牲になったものの、最南端の部分では延焼が食い止められた。2年前の火災ですでに焼失し、木々が生えていなかったからだ。だがその数キロ西側では、炎は新たな燃料を見つけた。森や雑木林がアテネ市郊外へと炎を導いてしまったのだ。 ワールドcategory中国が今月、法定退職年齢の段階的引き上げを決定した。年金財政赤字の解消と縮小を続ける労働力人口の回復に向け、ようやく第一歩を踏み出した格好だ。ただ経済の減速に伴って今後さまざまな痛みがより大きくなる以上、エコノミストや人口動態の専門家らは、さらなる改革が待ったなしだと主張している。 午前 2:58 UTC ワールドcategoryイスラエル、ヒズボラ指導者殺害の正当性主張 イランは報復誓うイスラエルのネタニヤフ首相は28日、レバノンのイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラの指導者ナスララ師をイスラエル軍が
「アイフル」「プロミス 」「モビット」は、消費者金融の大手の中でも人気の高い会社ですが、それらのサービスの違いをご存知でしょうか? 確かに各社、似たようなイメージでその違いがわかりにくいのですが、総合的に判断するとプロミスが一番おすすめできる消費者金融だと言えます。 まずはこちらをチェックしてください 消費者金融を利用して、キャッシングをしたいとお考えの方は、消費者金融各社のサービス内容を把握してご自身に一番向いているサービスを提供している会社を利用することをお勧めします。 まず、アイフルで手始めにお金を借りようなど、思いつきで利用する消費者金融を決めるようなことは絶対にしてはいけません。 消費者金融でのカードローンの上限金利は年利が平均18%と決められていますが、プロミスは年17.8%に設定されています。 0.2%の差ですが、長期の借入の際には数万円の返済額の節約に繋がります。 カードロ
苦戦を強いられる自民党。麻生首相も27日、大阪市内で記者団に「極めて責任は重たい」と漏らしたほどだが、「公明票」と「女性票」の取り込みで、劣勢打開を目指す。 27日、北海道内で開かれた自民党候補の街頭演説会。この候補は「公明党が比例北海道ブロックで1議席確保することは、日本にとって大切だ」と訴えた。司会者は「比例は公明党」と公然と呼びかけた。 自民党の各候補が頼みの綱とするのが公明票だ。「比例は公明党」と呼びかける見返りに、小選挙区内の公明支持層を徹底的に固めたいとの期待がある。本来は比例選では自民党への投票を呼びかけるのが筋だが、なりふり構わず公明党への投票を訴える陣営が目立つ。 先週末に実施した党独自の世論調査で、「女性の方が投票先を決めていない割合が高い」との結果が出たことを受け、党選挙対策本部は25日付で全候補に対し、「女性を重点対象とし、必死の運動を展開すれば、得票の上積みは可能
「麻生降ろし」急先鋒の高市氏、夫婦でフウフウ……奈良2区 高市早苗氏は悲壮感が漂う必死のお願い 自民党内の「麻生降ろし」で騒がせた山本拓氏(57・福井2区)と、夫唱婦随で執行部批判を展開した妻の高市早苗氏(48・奈良2区)は民主党入りした滝実氏(70)と接戦の模様だ。 運命の日まで1週間を切った26日。近鉄生駒駅前で演説する高市氏のもとに、自民党の細田幹事長、山本一太参院議員が駆けつけた。23日には塩川元財務相も街頭に立った。相次ぐ大物政治家の応援に、高市氏は「大変厳しい状況ですけれども、火の玉となって走り続けてまいります」と頭を下げた。 衆院解散翌日の7月22日以来、一度も東京には戻らず、1日平均で2か所以上個人演説会を続けてきた。公示後は週末を除き、毎朝午前7時から駅頭に。自らリラックス法に挙げていた、調理師免許を持つ夫の山本氏の手料理を食べることもならず、1か月以上も離れ離れで懸命に
衆院選で劣勢が伝えられる自民党が、インターネットCMに力を入れている。計6本製作。特に、鳩山由紀夫・民主党代表そっくりの男性が登場するアニメ版は注目を集め、21日から新たな作品も放映している。自民党広報本部の担当者は「若者層はネット利用率が高く、無党派が多い。新たな支持獲得につながれば」と、巻き返しに期待する。 21日から公開しているアニメ版は、鳩山氏そっくりのラーメン店主が主人公。外国人客が「油が足りなーい」と不満を言うと、店主は「じゃあ、給油しますよ」と油を注ぐ。しかし、福島瑞穂・社民党党首似の女性客が「ちょっと! 給油はやめるんじゃなかったの?」と迫ると、店主が「給油、やめます」と油入りスープを捨てる場面もある。 海上自衛隊によるインド洋の給油活動に反対してきた民主党の姿勢をただす狙い。店主は最後に民主党の子ども手当1カ月分と同額の2万6000円分のふりかけをラーメンにかけ、ラー
生活保護問題や貧困問題に取り組む市民団体や弁護士グループが27日、舛添要一厚生労働相が25日の閣議後会見で「怠け者発言は生活保護の母子家庭(への母子加算)の中で言ったつもりだ」と発言したとして、謝罪と発言撤回を求める抗議文を送った。 舛添厚労相は18日に横浜市内で街頭演説した際に「年越し派遣村」について「4000人分の求人を持っていったが誰も応募しない。大事な税金を働く能力があるのに怠けている連中に払う気はない」などと述べた。元派遣村の実行委員会有志から抗議文が届き会見で釈明と反論をした際、生活保護の母子家庭に言及した。抗議文は、しんぐるまざあず・ふぉーらむ(赤石千衣子理事)など5団体が連名で出した。【東海林智】
18日の総務省発表によれば、今回の全国の有権者数は、今回から比例代表に加えて小選挙区でも投票できるようになった海外の有権者を含め1億434万4165人になるそうです。 1票の格差、2・31倍に拡大 有権者は1億434万人 http://kumanichi.com/news/kyodo/politics/200908/20090818017.shtml 有権者総数1億434万人とするとその1%は100万4千人となります。 300小選挙区で単純にわり算すると、1選挙区当たり約3350人、つまり投票率が1%変動すると全国規模で100万4千票が、選挙区当たり約3350票が変動することを意味します。 各陣営が投票率を気にするのは、激戦区によってはこの1%の投票率の変動によっては結果が逆転しかねないためであります。 4年前の前回の郵政選挙の小選挙区で67.51%、比例区で67.46%でありましたが、今
選挙戦終盤・8月27日の朝日新聞の社説は、消費税増税を扇るものでした。 いまや、朝日新聞は、経済的には「ネオコン」の急先鋒ではないでしょうか?個々の記者の記事には、よく取材した貧困問題についての記事もありますが、一方で、社説はますます「ネオコン度」に磨きがかかっているようです。 http://www.asahi.com/paper/editorial.html 09総選挙・消費税―増税論議をすみやかに 「国のかたち」を決める大事な論戦が低調なまま、総選挙の投票日がやってこようとしている。消費税の増税問題である。 自民党も民主党も、高齢社会のなかで今後膨らみ続ける社会保障財源として、消費税率引き上げが必要になることは認めている。ならばその見取り図を有権者に示すことが政権を争う政党としての責任のはずだ。 ところが両党とも総選挙の争点から外してしまった。これは国民にとっても不幸なことではないか。
◇有権者は変わったのに 衆院選がスタートした後も民放テレビの情報番組の中心はもっぱら酒井法子容疑者の覚せい剤取締法違反事件だ。前回衆院選(05年)に比べ、選挙関連の時間は随分と減っている。 民放関係者は「4年前は『刺客』さえ取り上げれば視聴率はグンと上がった」と話す。「小泉劇場」と呼ばれた前回。結果的に選挙が郵政民営化一色となってしまったことへの反省がテレビ局側にもあるという。 だが、番組が減った理由はそれだけではない。今回、マニフェストの紹介や比較にかなり時間が割かれるようになったが、例えば各党幹部らがテレビに登場して討論をしても実は視聴率はさして上がらないそうだ。 では、選挙への関心は低いのか。無論、30日の結果を見てみないと分からないが、事前世論調査や期日前投票の状況を見ると投票率は前回並み、あるいはそれを上回りそうな勢いだ。 ここに大きな変化を感じないわけにはいかない。郵政騒動を経
自民・伊吹文明元幹事長は27日、京都市内での街頭演説で「政権交代という言葉を掲げ、民主党のユニホームさえ着ていれば、どんなへぼなピッチャーでも、オールスターに選ばれる。その多くの原因を、自民党が作ったことは反省しないといけない」と述べた。
聖子氏“妹分”小渕氏妊婦応援に号泣…岐阜1区 野田聖子氏の応援に駆け付けた小渕優子氏 苦戦が伝えられる岐阜1区の自民党・野田聖子消費者担当相(48)が27日、岐阜市内で総決起大会を開催。妹分として知られる小渕優子少子化担当相(35)が応援に駆けつけた。 9月末に出産予定の小渕氏は、大きなおなかをユッサユッサと揺らしながら登場。なぜか号泣しながら「昨夜、野田先生に『行きます』と言ったら『あんた、自分の体を考えなさい』と断られましたが、私の姉貴分です。無理やり岐阜にやって参りました!」とあいさつ。飲み友達でもある後輩から熱くハグされ、これまた号泣した野田氏は「いつ生まれるかも分からないから群馬を離れるな、と言ったのに…。私は幸せ者であります!」とグジャグジャに泣きまくっていた。 (2009年8月28日06時02分 スポーツ報知) ( ) ( ) ソーシャルブックマークに登録
選挙前になると政治家って常に「高齢化が進んでる上に経済的にも苦しい、超かわいそうな農家を守り抜く所存でありますっ!」と言い出しますよね。 その一方で、マスコミが拾ってくる農家の声の中には、農政への批判も少なくありません。 というわけで、農業経済学がご専門の本間正義東大教授がテレビ番組*1で使ってらした日本の米農家に関する資料を見てみましょう。 <2007年 水田農家の所得等> 作付面積 農家戸数 経営主の年齢 総所得 年間農業所得 農業経営費 ha 万戸 歳 万円 万円 (10a)万円 0.5ha未満 59.1万戸 66.7 441.5 -10.5 16.9 1未満 43.2万 65.7 477.3 3.6 13.7 2未満 24.6 64.4 446.6 45.3 11.4 3未満 6.7 62.3 467.3 137.1 10.4 5未満 3.9 61.4 474.8 191.9 9.
読売新聞社は30日の衆院選投票日を前に、全国300小選挙区のうち、激戦区や注目区を中心に200選挙区で世論調査(25〜27日)を実施し、選挙戦終盤の傾向を探った。 民主党は序盤情勢調査で明らかになった300議席を超える圧勝の勢いを維持しており、政権交代実現の可能性が高まっている。 自民党候補は懸命に追い上げ、一部の選挙区で民主党候補との差を縮めているが、民主党の圧倒的な勢いを止めるまでには至っていない。ただ、有権者の2割強が小選挙区での投票先を明らかにしておらず、情勢はなお流動的な要素もある。 前回300小選挙区を対象に行った世論調査(18〜20日)では、「民主党が比例選と小選挙区選を合わせて300議席を超す勢い」「自民党は激減、公明党は公示前議席の確保は難しく苦戦」との情勢が明らかになった。 今回は接戦区や注目区を中心に200選挙区で、コンピューターで無作為に作成した番号に電話をかけるR
金融情報提供会社のトムソン・ロイター・マーケッツが、個人投資家1000人を対象に、衆院選の各政党のマニフェスト(政権公約)について聞いたところ、約6割が民主党を支持した。家計支援策などが評価された。ただ、成長戦略や外交では自民党に軍配が上がった。 「どの政党のマニフェストが最も良いか」との質問では、民主党が59.0%を占めトップで、2位の自民党23.7%に倍以上の大差をつけた。両党以外では、共産党が4.0%、公明党は3.2%、国民新党は1.2%、社民党は1.1%だった。 「各党の政策のうち何を最重要視して投票するか」では、「日本経済の成長戦略」が33.0%と最も多く、「行政・財政改革」(27.5%)、「年金・医療」(22.3%)、「家計支援」(11.3%)、「外交・安保」(5.8%)と続いた。 「行政・財政改革」「年金・医療」「家計支援」を重視すると回答した投資家では、いずれも7割が民主党
【09衆院選】鳩山氏、上杉、寺島両氏を首相秘書官などに (1/2ページ) 2009.8.28 01:17 民主党の鳩山由紀夫代表は27日、政権交代が実現した場合、実弟の邦夫前総務相の元公設秘書でフリージャーナリストの上杉隆氏を報道担当の首相秘書官か補佐官で起用する意向を固めた。多摩大学長で日本総合研究所会長の寺島実郎氏も外交担当として同様の処遇をしたい考え。党内の了解が得られるかどうかが焦点だが、鳩山氏としては両氏とも、首相直属機関として新設する「国家戦略局」のメンバーも兼務させる考えだという。 首相秘書官は現在、議員秘書が務めるケースが多い政務担当1人と、財務、外務など中央省庁から出向する事務担当5人の計6人。鳩山氏は両氏を首相秘書官として起用する場合、民間人からの登用となるため、秘書官の定数を定める内閣官房組織令を改正し、民間人の登用枠を増員する方針。首相補佐官は、平成13年の改正内
社説天声人語アサヒ・コム プレミアムなら過去の朝日新聞社説が最大3か月分ご覧になれます。(詳しくはこちら)09総選挙・消費税―増税論議をすみやかに児童虐待増加―問題の芽を摘む態勢を09総選挙・消費税―増税論議をすみやかに 「国のかたち」を決める大事な論戦が低調なまま、総選挙の投票日がやってこようとしている。消費税の増税問題である。 自民党も民主党も、高齢社会のなかで今後膨らみ続ける社会保障財源として、消費税率引き上げが必要になることは認めている。ならばその見取り図を有権者に示すことが政権を争う政党としての責任のはずだ。 ところが両党とも総選挙の争点から外してしまった。これは国民にとっても不幸なことではないか。 政府の推計では、いま年間90兆円の社会保障給付費が2025年には140兆円に膨らむ。年金や医療、介護の水準を下げる選択肢がないとすれば、財源を税や保険料で確保していくことが政
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く