・司令塔の不在とロングボールの応酬 下位に低迷するマインツと昨シーズンの不調から脱したシュツットガルトが対戦したこの試合、キャプテンのニコルチェ・ノベスキをはじめ、メンバー数名を入れ替えたホームのマインツが3-1で勝利した。 ともに攻撃の司令塔を担う選手がおらず、ロングボールの応酬という一般受けしない内容だったが、前線と最終ラインによる空中戦の攻防は、なかなか見ごたえがあった。 ・マインツのスターティング・フォーメーション それでは具体的な試合の解説に入ろうと思う。マイツンのスターティング・フォーメーションは4-3-1-2。GKには今季初スタメンのクリスティアン・ヴェクトロが起用された。 最終ラインは右からチェコ代表の攻撃的SBズデネク・ポスペフ、カバーリングに定評のあるニコ・ブンガート、ボランチもこなすドイツU20代表ヤン・キルヒホフ、走力自慢のワークホース、マルコ・カリギウリの4人だ。