● 朝方の一瞬こそは、前週末の米国株高や金曜日の引け味の良さを引き継いで堅調だったものの、寄付き段階の買いが一巡してしまうとフニャフニャ。ジリ貧状態のまま前場中盤には指数はマイナス転落。後場に入ってからは、下がらず、上がらずで、方向感に乏しいままの1日になってしまいました。今朝の「非公式」外資系証券寄付前売買動向は、再び大幅な売り越し(8250万株売り/6210万株買い)で、月が替わっても外国人売りが継続していることを感じさせ、ちょっと心配な状況。今日の相場を見る限りでは、外国人投資家の日本株外しの動きが収まってきたと仮定したとしても、「じゃあ、誰が買うん?」の答えが見付からない印象が残りました。 ● もっとも、ザラ場中もそれほど大きくは下がらなかったし、TOPIXは結局プラスで終わっているところを見れば、大きく押し下げるほどの売り圧力ではなかったことが分かります。さらに、下値ではそれなり