金融そして時々山 山好き金融マンのホームページ 余り日本のマスコミが取り上げない視点から経済と金融を語るページです そして時々山やアウトドア・町歩きを語ります 守屋前防衛次官の汚職問題については、激しい怒りを感じていたが、ブログでは取り上げなかった。取り上げると腹立ち紛れに激論を吐きそうになっていたからだ。 守屋前次官の罪は法的には汚職(容疑)だが、もっと大きい罪は日本の自衛隊のロジスティクス(兵站)と内部統制の貧困さを世界に晒したことである。そして国民の自衛隊に対する信頼を大きく揺るがしたことである。 「日本は緩みきっている」という印象を世界に与えたとすると誠に恐ろしいことだといわざるをえない。 何故なら国防でもっとも大切なものは、武器ではなく士気である。国民のために国を守るという軍人の気概と清廉に対する国民の信頼である。 日本は罪刑法定主義の国であり、守屋容疑者が収賄罪で収監さ