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ブックマーク / gitanez.seesaa.net (2)

  • 旧白洲邸 武相荘: DESIGN IT! w/LOVE

    書斎は「家の中で最も落ち着く場所」場所は、小田急線の鶴川駅から徒歩で15分ほど、歩いたところ。 太平洋戦争がはじまる2年ほど前から東京の郊外で田圃と畑のついた農家を探していて見つけたという武相荘は、いまなお、農家の佇まいを感じさせつつも、牛を飼っていた土間は洋間へと改造されていたり、白洲正子さんのセンスを存分に感じさせてくれていました。 例えば、門の傍らに何気なく並べられていた不揃いの椅子なんかもなんとなくいいなと感じてしまうのは、白洲マジックでしょうか。 邸内は撮影禁止ということで写真は残念ながらありませんが、正子さんが生前「家の中で最も落ち着く場所」と語っていたという奥の書斎は、折口信夫全集や南方熊楠全集が並んでいる棚が壁いっぱいに据え付けられていて、その奥に正子さんが執筆していたであろう机が窓辺にあり、その小さな空間が僕にも確かに邸内で一番いい場所だなと感じられたり、生涯煙草を吸い

    kgbu
    kgbu 2009/01/12
    いいな。今の日本で、自然と里の境界で農を生業とするのは本当の贅沢なんだろうな。親父の農業って、本当に「本物の」道楽だと思った。だからこそ、そこが「改革」されないと「相対的な」不景気は続く。難しいな。
  • 質の劣化と文脈からの逸脱: DESIGN IT! w/LOVE

    「木の生命と自然の命とを考えてやっていますな」ですか。 もうすこしで読み終わる柳宗悦さんも『工藝の道』でおなじようなことを書いてらっしゃいます。 すべての意図は概念的作為に落ちる。だが智慧と技巧とによって、何をか新たに産み得ようか。創造は自然の働きである。古作品が示す驚くべき創造の力は、その背後に自然があるからである。 柳宗悦さんはこれを仏教における「他力願」とつなげて捉えます。他力願とは、他人の力に頼ることではなく、神・自然を信頼しつつ自らその信頼において励むことです。意識や技巧に溺れることなく、自然の力、過去積み重ねられてきた技への尊敬のもとに自らの仕事に励むことをいうのです。 自然から意識へ、手仕事から機械へまた、自然との強いつながりということでは、白川静さんが『初期万葉論』のなかで、初期万葉における前期の神である自然とつながりの強い呪的歌謡が、社会が言葉から文字の世界へ、古代的

    kgbu
    kgbu 2008/11/09
    文脈からの逸脱、それは自由になることだから、死蔵されるよりもポジティブに考える手もあるかな。新しい文脈(たとえば英語)の中で転化できないものは一度滅ぶことこそ自然だと感じる。転化せよ>自分
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