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ブックマーク / cabanon.exblog.jp (3)

  • 適正価格の空洞化──「ふつう」の背景 | 藤崎圭一郎の雑思録

    11月6日に産経新聞関西版夕刊に寄稿した記事「適正価格の空洞化」を少しばかり加筆してアップします。 ************* 40年前の1969年、ラーメンは80円だった。では、今ラーメンの値段はいくらかと問われればちょっと答えに困る。総務省統計局の東京都区部での調査では588円。しかし300〜400円台でべられる大手チェーンもある。名の知られたラーメン専門店なら500円台でべられれば安い。700円台でも高いと思わない。価格が二極化して、適正価格が空洞化しはじめている。 同じことは、そばやコーヒーにも衣料品にもいえる。1969年コーヒー1杯100円だが、今はスタバで飲むか、マックで飲むか、街角の喫茶店で飲むかで、しゃれたカフェで飲むかで、値段が違う。街角の喫茶店の数が減ってきている。どこで飲むかかどこで買うかによって適正価格が左右されて、平均的な価格で商売するふつうのお店が街から少し

    適正価格の空洞化──「ふつう」の背景 | 藤崎圭一郎の雑思録
    kgbu
    kgbu 2009/11/10
    モノに(ローカルに)こめられた内実と価格の乖離の話。モノそのものより、流通経路のほうが肥大化・グローバル化・フラット化している現在を良く表していると思う。ただ、価格はデザインできるものかどうかは疑問
  • meiji | 藤崎圭一郎の雑思録

    デザイナーなら断るべき仕事ってあると思うんです。亀倉さんの名作ロゴをどうして新しくするのか、意味が分かりません。 建築で言えば、代々木体育館を壊すくらいの暴挙です。残すためにデザインするのもデザイナーの仕事。色合いだけ残してどうするの? デザイナーが誰かは知りませんが、カナシイ仕事です。

    meiji | 藤崎圭一郎の雑思録
    kgbu
    kgbu 2009/09/19
    新ロゴ。小文字化についてのコメントとか、面白い。この程度、変える意味があったかは、確かに不明。
  • デザイナー・ダイイング | 藤崎圭一郎の雑思録

    昨日のトークでブログを書き始めた動機のことをちょこっと話しました。2005年5月の当ブログ開設当時、アニメ「攻殻機動隊」、その続編「イノセンス」にハマっていて、自分もネットを外部記憶装置として使ってみようと考えたって話です。自分の考え方を整理するのに、その内容をネットに公開すれば、文章も書き殴りでなく、職業は物書きですから、まとまった文章を書かざるを得なくなり、結果、思考の質も高まるだろう。そう思ったんです。 もうひとつ直接的な動機としては──5月の岡田さんとのトークで語ったことですが──、自分の書いたものに対して反応が欲しいということもありました。ライターとして雑誌の仕事をしていると読者とコミュニケーションする機会は皆無。たまにあっても編集者経由でしたから。 で、さらにもうひとつ、第三の動機がありました。トークの時は主題から離れそうな気がして話さなかったのですが──。 ブログを立ち上げる

    デザイナー・ダイイング | 藤崎圭一郎の雑思録
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