RHEL/CentOS、Xenを中心にメモを残していきます。内容は無保証。適用する場合は、十分確認の上、自己責任で。 指摘、質問、要望をコメントしてもらえると喜びます。 これまで、iSCSIを用いて二本の経路で共有されたブロックデバイスをCLVMで論理ボリュームとして扱い、その論理ボリュームをGFS2でフォーマットし、マウントする手順について述べた。この構成では、iSCSIターゲット=イニシエータ間のパスが複数存在するので、この間の接続が信頼性の急所(single point of failure)にならない。ここまでは、『その1・概要』および『その5・Device-Mapper Multipathの設定』で述べた通り。 ただし、今回の構成には、問題点がある。 クラスタcDomUsのメンバ、dc[123]が仮想マシンフェンス(XVMフェンス)された場合、システム起動されても、iSCSIの接