FC岐阜2億円増資へ 藤澤氏が筆頭株主に 社長に恩田氏 2014年04月03日09:00 藤澤信義氏 サッカーJ2のFC岐阜を運営する「岐阜フットボールクラブ」(薫田大二郎社長)が、約2億円の増資を行う方針を固めたことが2日、分かった。資金援助を受ける金融・不動産業「Jトラスト」の藤澤信義社長(44)=岐阜市出身=を割当先とする第三者割当増資を行う見込み。財務基盤の強化が狙いで、24日の株主総会で正式決定する。藤澤氏は現在株式を保有しておらず、増資によって40%台を保有し、筆頭株主となる。 また、2日開いた取締役会で、次期社長にJトラストの恩田聖敬氏(35)の就任が内定した。 同クラブの資本金は2億9150万円。現在の筆頭株主は県と岐阜市で、持ち株比率はそれぞれ約7%。株主の大半は個人株主。 同クラブは、藤澤氏から2013年1月の寄付金1億5千万円をはじめ、多額の資金援助を受けてきた。今季