以前よりもほおがこけたようにも見える。「確かに体重は落ちました」。日焼けが消え、真っ白になった横顔で、苦笑いする。 10月25日、大原サッカー場。クラブハウスの軒先で、浦和MF梅崎司(29)と2カ月ぶりに話をした。 火曜日、そして金曜日。全体練習を終え、家路につく選手たちと入れ替わりに、梅崎は大原に現れる。トレーニングルームに直行すると、野崎トレーナーの指導を受けながら、左ひざのリハビリをする。 8月31日のルヴァン杯準々決勝神戸戦。終了直前、梅崎はピッチに倒れ、立てなくなった。神戸MF藤田のドリブル突破に対処する中で、左足が不自然な角度に曲がった。 「倒れた瞬間、ああ、なんかしらやったなと思いました。せめて大きなじん帯じゃなきゃいいなと。でも実際には、夜中にだいぶ痛みが強まって、これはまずいかなと」 案の定、手術が必要になった。9月8日、術後にクラブは経過を発表した。左ひざ前十字靱帯(じ
【無料掲載】日々雑感【コラム】ー梅崎司・心からのエールを 2016年09月02日 12時56分 カテゴリ: ★無料記事 • コラム • 島崎英純 • 日々雑感 • 最新ニュース タグ: column • 梅崎司 Text&Photo by Hidezumi SHIMAZAKI 無心で走っていた 豪雨の中を走っている。チームメイトが引き上げた後に、ひとりで走っている。 出場機会を得られない。以前なら精神をかき乱してプレーレベルを落とした。不慣れなポジションで起用されるならピッチに立たない方がましだと、監督に直談判したこともある。でも、自らを省みて思った。何のために、誰のためにサッカーをプレーしているのか。精進を重ねるのは理由がある。己の存在意義を見出したことで、彼は一切の迷いを断ち切った。 栄光と挫折の日々があった。努力家であることを自負した。ヨーロッパへも旅立った。思うような成績を残せず、
Tweet 9月3日と8日に行われる2018FIFAワールドカップロシア アジア2次予選の日本代表メンバーが発表された。代表チームは3日に埼玉スタジアム2002でカンボジア代表と、8日に中立地のイランでアフガニスタン代表と対戦する。6月にホームのシンガポール戦でスコアレスドローに終わっていたこともあり、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は得点力アップの方法について思索を巡らせている様子だった。 会見の壇上、指揮官はカンボジアが5バックの守備的布陣で臨んでくると予想。守りを固めてくるであろうカンボジア、アフガニスタンとの戦いを勝ち抜くために、ミドルシュートとPK獲得をポイントに挙げていた。積極的にゴールを脅かすだけでなく、遠目から狙うことで引いて守る相手をボールホルダーの位置まで釣り出し、スペースを生み出すことを考えたのだろう。 確かにシンガポール戦ではミドル~ロングレンジのシュートが少なく、攻
第1ステージ覇者の浦和が新潟に競り勝って5戦ぶりの勝利を挙げた。日本代表で東アジア杯(中国・武漢)の全3試合にフル出場したDF槙野智章(28)が、フル出場で貢献した。 新潟戦終盤。浦和DF槙野は、相手の波状攻撃に体を投げ出し、シュートやクロスをはじき返した。2-1で試合終了の笛を聞くとガッツポーズ。「久々に、第1ステージのような負けないサッカーができた」と笑顔をはじけさせた。 東アジア杯から帰国後、中1日のリーグ戦。前日練習では別メニュー調整で、出場が微妙とみられていたが、ふたをあければフル出場。「帰国直後にペトロビッチ監督の部屋に呼ばれて、強い言葉をかけられました」。出られるのか。出るからには、絶対に疲れを見せるな。「僕も代表組としての違いを見せようと思っていました」。これまで通り、エネルギッシュなプレーを見せ続けた。 後半7分には左CKに合わせる強烈なヘディングシュート。GKにはじかれ
こんにちは。 先日、仙台戦の翌日、石巻市、名取市に分かれてサッカー教室をやってきました。 個人的には恥ずかしながら震災後、初めて被災地に行きました。 自分の目で見たものはほんの一部ですが、まだまだ復興には時間とお金が必要なのかと感じました。 こういう機会を作ってくれたチーム、地元のサッカー協会の方々には本当感謝してます。 色んな子供達と接して、サッカーして遊んで、ホント楽しかったし、逆に元気を貰いました。 僕はサッカーでプレーでピッチの上でみんなに勇気や元気を与えたい。 その為にはもっと成長して、何より自分自身がサッカーできることに幸せを感じ、思いきり毎日、毎試合楽しむ! それだけや。 悲しく、痛い敗戦だったけど、残りの5試合、諦めず全力で戦います。 では。
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