7月から8月にかけて、USBとSerial ATAの両方が最新の規格を発表した。まず7月31日にUSBの標準化をつかさどるUSB-IFがUSB 3.1を、そして8月8日にはSerial ATAの標準化団体のSATA-IOがSATA Revision 3.2をリリースしている。 そこで、USB 3.1とSATA3.2について説明していきたい。まず今回はUSB 3.1である。 USB 3.1で転送速度がさらに向上 御存知の通りUSB 3.0はまずまずの立ち上がりを見せており、当初の価格のプレミアもほとんどなくなって来た。ただUSB 3.0の仕様策定は2008年で今から5年ほど前になる。 さすがにそろそろ後継規格の必要性がある、というのは実際にUSBフラッシュメモリーなどでは既存のUSB 3.0の帯域を使い切っているケースがあるからで、またインターフェースとしてもそろそろ次の規格が必要という声は
世界の通信や電子技術の標準規格を決めるIEEE(米国電気電子技術者協会)の場で今まさに、新しい無線LAN規格「IEEE 802.11ai」の策定が進んでいる。真野浩氏は、この技術の仕様策定を進めるタスクグループの議長を務める。IEEE 802.11aiは、無線LANアクセスポイントへ従来より速く接続できるようにして、「歩きながらでも無線LANを使えるようにする」ための技術だ(関連記事1)。 スマートフォン(スマホ)などからアクセスポイントに接続して無線LANを使うには「認証」と呼ぶプロセスが必要になる。このプロセスを高速にする仕組みなどを規定するのがIEEE 802.11aiである。 IEEE 802.11aiの規格に準拠した無線LAN機器ならば、徒歩で無線LANスポットのそばを通過しながらでも認証・接続が完了する。歩いているスマホユーザーに向けて公衆無線LANスポットから情報を配信すると
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