JR東日本大宮支社は、武蔵野線北朝霞駅(朝霞市浜崎1丁目)のホームを延伸し、通勤通学時間帯の混雑緩和を図る。昨年12月から工事を進めており、今年12月の完成を目指す。 同駅は駅周辺の開発に加え、東武東上線朝霞台駅との乗換駅となっていることから、15年前に比べて1日平均の乗降人員は約3割増加(2012年度の乗降人員は約13万人)。朝の通勤通学時間帯は特に混み合い、ホーム上の混雑緩和が課題となっている。ホームの拡幅や増設は物理的にできない状況という。 工事費は約2億円。西船橋方にホームを約40メートル(2両分に相当)延伸し、上り列車(府中本町方面)の停止位置を西船橋方に変更する。これにより、特にエスカレーターに近い府中本町方面寄りの7・8号車付近で発生していた混雑を解消する。列車が停止しない場所には、新たに転落防止柵を設置する。 栗田敏寿支社長は「これまでもベンチの移設や放送案内の強化、列車ダ