1−0で迎えた前半39分、鈴木隆行が鋭くえぐるようなドリブルでボックス内に侵入する。たまらずに相手DFがファウルで倒してしまい、水戸ホーリーホックにPKのチャンスが与えられる。鈴木はこれを落ち着いて決め、ケーズデンキスタジアム水戸のスタンドが歓声で沸き立った。しかし喜びもつかの間、アウエーの京都サンガFCは、すぐさま久保裕也のゴールで1点差に詰め寄る。6月24日に行われた、J2第21節、水戸対京都の試合は、予想外にスリリングなゲーム展開となった。 水戸は後半2分にもPKを得て、これを橋本晃司がきっちり枠に収めて3−1。結局これがファイナルスコアとなった。ホームで勝ち点3を積み上げたものの、水戸の順位は11位と変わらず。それでも6月2日以来4試合ぶりとなる勝利を、非常に相性の悪い京都相手から挙げたのだ(これまでの対戦成績は水戸の2勝5分け12敗)。水戸サポーターにとっては、試合内容も結果も
柱谷哲二監督インタビュー「『J1昇格』を目指す真意(前編)」(2012/3/28) 2012年03月28日 12時26分 カテゴリ: ★無料記事 • インタビュー 柱谷監督体制2年目のシーズン。始動日に柱谷監督は選手たちに向かって、こう宣言した。 「J1昇格を目指す」 それも「6位以内」ではなく、「あくまで2位以内を目指す」というのだ。水戸は昨季17位のチームである。そして、これまでずっとリーグの下位に低迷していた。それを考えると、あまりにも高い目標だと思われる。しかし、柱谷監督の目は真剣そのものだった。「本気でJ1を目指す」。そう語る闘将の真意を聞いた。 昨年、まずはプロのメンタリティーを持たせた ――まず、最初の段階から話を聞きたいのですが、水戸の監督のオファーを引き受けた決め手は何だったのでしょうか? 沼田邦郎社長と萩原武久GMからオファーをいただき、2人と話をした時、熱さとか、サッ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く