議場外の着用焦点 覆面論争第2Rへ [2013年03月25日 09:33] メールで記事を紹介する 印刷する (上)初めての一般質問に臨んだ後、覆面姿に戻るスカルリーパー・エイジさん=22日、大分市議会(下)覆面を脱ぎ、一般質問に立つスカルリーパー・エイジさん 議場での覆面姿を認めるか否かが論議を呼んだ大分市議会の覆面問題は、渦中の覆面レスラー、スカルリーパー・エイジさんがマスクを脱いだことでひとまず決着した。だが、覆面姿での選挙活動を認められながら当選後は「待った」が掛かった格好で、県外では覆面オーケーの議会もある。エイジさんは覆面を脱ぐことに納得はしていない。市議として議場外で活動する際の覆面着用の是非が次の焦点となっている。 「覆面姿で選挙活動して当選した以上、この姿で議員活動できるのは当然だと今でも思う」。22日の本会議で、素顔をさらして一般質問に臨んだエイジさん。吹っ切れた表
一般質問に立つスカルリーパー・エイジ議員=大分市議会 【伊藤稔】覆面を外して議員活動を始めた覆面レスラーのスカルリーパー・エイジ大分市議(44)が、22日の議会本会議で初めて一般質問に立った。質問に先立ち、「議会や支援者、プロレス関係者、市民の方々にご迷惑とご心配をおかけしたことをおわびします。やっと議員としてのスタートラインに立てました」とあいさつした。 「市議会に敬意を払った」として、金髪の髪を染め直して登壇。「覆面をかぶれば脱げと言われ、脱いだら脱ぐなと怒られ、金髪を直そうと思ったら変な色になってしまった。今後は素晴らしい町、大分市を覆面プロレスラー議員としてしっかりアピールしていきたい」と述べた。 19日に、議場では覆面を外して議員活動をする方針を明らかにし、同日の本会議から覆面を外していた。 一般質問では高齢者雇用や武道の推進、防災対策について市の取り組みなどを尋ねた。終
全公務で覆面着用自粛を求められたスカルリーパー・エイジ大分市議=大分市役所で2013年3月26日午前10時56分、土本匡孝撮影 大分市議会は26日の議会運営委員会で、九州初の覆面プロレスラー議員、スカルリーパー・エイジ市議(44)の覆面着用について、議場外でも公務にかかわる場合は自粛を求めると決めた。エイジ市議は「議長の説明を聞いた後にコメントしたい」と話した。 議運では、市議会ホームページや議会だよりについても「議会活動を紹介する趣旨」から、覆面着用の写真掲載を認めないことにした。議運では「本人の判断を認めてもよい」との声も出たが、最終的に「自粛」が5会派代表と板倉永紀議長ら11人の総意となった。 市議会は18日、議場、委員会室での覆面着用を禁じることを議決。エイジ市議はこの議決を受け入れ、19日の本会議には素顔で出席したが、「議場と委員会室以外は覆面を通す。認められない場合、仮処分
エイジさん覆面脱ぐ 法的措置断念 [2013年03月19日 14:42] メールで記事を紹介する 印刷する 覆面を脱ぎ議会に出席するスカルリーパー・エイジさん=19日午前9時57分、大分市議会 大分市議会の議場などで覆面着用を許可するよう求めていた覆面レスラーで新人のスカルリーパー・エイジさん(新政クラブ)が19日午前の定例市議会本会議で、議場に初めて覆面を脱いで出席した。前日には議員全員による採決があり、覆面着用の申し入れが採決で否決された。エイジさんは法的措置をとる可能性を示していたが、「法廷審理が長引けば議員活動ができなくなってしまう」と方針を変えた。 ただ、議場と委員会の入室時以外は覆面姿を貫く意向。 午前10時の開会前、報道陣の取材に応じたエイジさんは、覆面を禁じられた18日の採決結果について「悔しいし、覆面姿で当選した自分の主張はおかしくない」との考えをあらためて主張した
大分市議会開会 覆面議員入場できず [2013年03月11日 14:39] メールで記事を紹介する 印刷する 議場の扉の前で一人たたずむスカルリーパー・エイジ氏=11日午前10時25分、大分市議会議場前 改選後初の定例大分市議会が11日始まり、覆面を着用したまま議場に入る意思を明らかにしていた新人のスカルリーパー・エイジ氏(新政クラブ)が、議場出入り口で市職員に制止された。エイジ氏は「覆面姿で当選して民意を得たのに、こんなことが許されていいはずはない」と不満を示し、本会議が終わる正午過ぎまで、議場出入り口に立ち続けた。 本会議は午前10時に始まり、エイジ氏は同じ会派の議員とともに議場出入り口へ。待ち受けていた管財課と議会事務局の職員から覆面姿での入場が認められていないとの説明を受けると、「(市議選で自身が獲得した)2828票の思いを無視するということですね」「古い権力によって議員活動を
大分市の3月定例議会が11日、始まった。2月の市議選で初当選した覆面レスラー、スカルリーパー・エイジ氏(44)は覆面姿で本会議に出席しようとしたが、議会事務局に止められ議場に入れなかった。エイジ氏は記者団に「悔しい。覆面を取れば全く別人になってしまう。今後も取らない」と強調。着用を認めない主要会派との対立は続きそうだ。 着用不許可の方針は、6日の会派代表者会議が「議場などに入る者は帽子やつえの類いを着用、携帯してはならない」との規則に反するとして、圧倒的多数で議決。事務局は11日の開会直前までエイジ氏に素顔で出席するよう説得を続けた。 当選後から覆面着用の考えを変えるつもりのなかったエイジ氏は、説得を拒否。そのまま本会議に出席しようと議場入り口まで向かったが、事務局側に制止された。 事務局によると、地方議会での覆面レスラー当選は元岩手県議ザ・グレート・サスケ、大阪府和泉市議スペル・デルフィ
大分市議選で初当選したプロレスラー、スカルリーパー・エイジさん(44)について、市議会は6日、覆面姿での本会議などへの出席を認めなかった。 これに対し、エイジさんは「私を応援してくれた民意を大切にしたい」とし、定例会初日の11日に覆面姿で議場へ向かう意向を示しており、両者の対応が注目される。 「覆面は規則で禁止しているものにあたり、認められない」「議会の品位を尊重すべきだ」。6日の会派代表者会議では、こうした意見が出て覆面姿を認めなかった。市議会の会議規則は覆面について明記していないが、「帽子、外とう、襟巻きの類い」の着用を禁止しており、これに該当するという判断だ。 一方、岩手県議会と大阪府和泉市議会は、レスラーの議員が覆面姿で議場に入るのを認めており、エイジさんは記者団に「岩手県議会や和泉市議会には品位がないというのか。覆面を脱ぐつもりはない。議場入りが認められない場合の対応は改めて考え
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