24時間365日、安定稼働が常に求められる情報システムの運用現場。どんな課題を抱え、それらにどう取り組んでいるのか―。 日経BPシステム運用ナレッジと日経BPコンサルティングは2013年1月~2月、国内企業の情報システム部門/情報システム子会社を対象に、「企業情報システムの運用管理に関する実態調査」を実施した。運用管理に関する体制/コスト/マネジメント/環境の4テーマを中心に、広範囲な内容を調べた。約3900社へ調査票を送付し、627社から有効回答を得た(回答企業のプロフィールは別掲の「調査概要」を参照)。 調査結果の詳細は、今夏に調査レポートとしてお届けする予定だ。本特集では、調査結果のエッセンスをまとめて紹介する。結果を基に運用現場の課題を分析。「コストのスリム化」「仮想化/クラウド」「自動化/運用プロセス」という三つのポイントに焦点を当て、現場での課題への取り組み実態を明らかにする。