楢葉と浪江で1475人が一時帰宅 東京電力福島第1原発から半径20キロ圏内の警戒区域に当たる楢葉町と浪江町は12日、住民の一時帰宅を行い、計587世帯1475人が参加した。 浪江町は南相馬市の馬事公苑を中継基地に244世帯588人、楢葉町は広野町中央体育館を中継基地に343世帯887人が参加した。 除染が必要な個人、車はなかったが、浪江町ではスタッドレスタイヤが除染後も1万3千cpmを超え、持ち出しができなかった。また、楢葉町の男女2人が体調不良を訴えたが軽症、同町の女性が自宅で足を切るけがをしていわき市の病院に運ばれた。 (2011年11月13日 福島民友ニュース)