柏木は3失点した10日の仙台戦後、「安い失点だったと思う。いら立ちしかない。今はネガティブなことばかりになるから、特にしゃべることはない」と憤まんやるかたない様子で足早にスタジアムを後にした。 森脇も「3失点ともミスが絡んでいる。安い失点をしているようでは厳しい。今までの課題がこれからの課題でもある」と悔しがった。 仙台戦は前半2分、後半2分、ロスタイムと、もっとも注意すべき時間帯にやられた。ミシャ監督がハーフタイムに「後半最初の15分は特に集中して気をつけること」とコメントを出したが、そのコメントが記者席に届く前に失点していた。 前半2分の失点は右クロスから赤嶺に頭で落とされ、ウイルソンに蹴り込まれた。後半2分はFKから赤嶺にヘッドで決められ、ロスタイムの失点もFK絡みだった。 クロスからの失点という課題を改善できないまま終盤まで来てしまった。ミシャ監督はかつて「3バックも攻撃に加わる分