2007年の初代登場から7年目の2014年9月19日、iPhone 6とiPhone 6 Plusが発売された。今週はこの中から5.5型の大型ディスプレーを搭載したiPhone 6 Plusを紹介する。 米Forbes誌によると2014年の時点で、iPhoneの累計出荷台数は5億台を超えているという。日本のスマートフォン市場でもシェアトップである。最新技術や独自規格など、ユニークな路線を歩んできた米Apple社であるが、結果的にそれがスマホスペックのハイパーインフレを誘発し、Appleが進む道を狭めた感は否めない。分解調査の結果を基に、これらの点を裏付けるポイントを解説する。