2015/4/30 15:26 オーストラリアのレフェリーがJリーグに!? 審判交流プログラムから見えたもの(♯9) Tweet 4月29日、新装なった等々力陸上競技場に到着し、試合のメンバーリストに視線を落とすと、見慣れぬ名前が目に付いた。新外国人選手――ではない。クリストファー・ビースさん。この試合の主審を務める方だ。 Jリーグの審判は日本人でなければならぬ。そんな規定は存在しない。Jリーグでも開幕から多くの外国人審判が笛を吹いてきた。その中には、スコットランド人のレスリー・モットラムさんのように、多くのサポーターの記憶に残る存在感を持った方もいた。外国人審判を招くことに積極的だったのは、「諸外国の優れたレフェリーに学びたい」という姿勢の裏返しでもあった。 レフェリーがプロ化されて体制も整った現在、外国からのレフェリーを招いて常駐させるという形はなくなって久しい。その一方で、日本人審判