無線LAN搭載SDメモリーカード「Eye-Fi」の大容量モデルが発売された。カードの大容量低価格化が進む中での割高感は否めないものの、同社幹部は「Eye-Fiはハードウェアメーカー」ではない、とその価値を主張する。 無線LAN搭載SDメモリーカード「Eye-Fi」の数量限定モデルとして「Eye-Fi Pro X2 16GB Class10」が先日、販売開始された。メモリカードの大容量低価格化が進む中で、16Gバイトで実売想定価格9980円とは、無線LAN機能の搭載があるとしても割高な印象がぬぐえないが、新製品の発売に合わせて来日した、米Eye-Fi共同設立者のZiv Gillat氏は「創業時からEye-Fiはカードベンダーではない」と主張する。無線LAN搭載SDメモリーカードの販売を手がけることからハードウェアメーカーとしての印象が強い同社だが、その発言の真意はどこにあるか、話を聞いた。