テレビ番組の現場も“スマートデバイス化”が進んでいる。下段の帯で視聴者からのツイートを流すシーン、説明内容を表示する大画面ディスプレイをスマホのように“タッチやスワイプ”しながら扱うシーンなど、スマホっぽいと感じる番組構成や演出は、やはり一般人にスマートデバイスが当たり前に普及したことを示している。 番組をよく観察すると、最近は「電子フリップ」が当たり前になっていることにも気がつく。 ニュース番組やバラエティ番組などに欠かせない「フリップ」と呼ばれる説明ボードがある。「お手元のフリップに答えを書いてください──」のそれだ。ニュースや情報番組で、図版やまとめポイントなど、伝えたい内容を簡潔に表現するツールとして使われる。 フリップはどのように制作されているのだろう。Wikipediaによると、 多くは局内の美術センターやタイトル制作の部署、テレビ美術専門のプロダクションがそのデザイン・制作を
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