インターネットバンキングで不正に得た資金のマネーロンダリングに関与したとして、名古屋市のフィリピン人の男が逮捕されました。 男は容疑を認め、「知らない人物からメールを受け取り、海外への送金を依頼された」と供述しているということで、警察が事件の背後関係などを調べています。 逮捕されたのは、フィリピン国籍で名古屋市西区の英会話講師、ラモス・エドモンド・ジュニア・アスペリア容疑者(32)です。 警察によりますと、ラモス容疑者はインターネットバンキングで不正に得た資金をロシア国内に送金するよう資金の移動を請け負う業者に依頼したうえで、この業者から教えられた送金先の相手が資金を受け取る際に必要な番号を2万円の報酬を得て不正に転売したとして、犯罪収益移転防止法違反の疑いが持たれています。 去年10月、神奈川県に住む女性のインターネットバンキングの口座から預金が不正に引き出されてラモス容疑者の口座に送金