“ケンカ最強”と恐れられたプロレスラーのケンドー・ナガサキこと桜田一男さんが12日、71歳で亡くなった。1980年代に、顔面ペイントに頭頂部をそり上げた落ち武者スタイルの悪役レスラーとして米国で活躍。大相撲幕下から日本プロレス入門、総合格闘技にも挑戦したファイト人生だった。晩年はスキンヘッドだったが、亡くなる1週間前にカツラをつけてメイクして再変装。ザ・グレート・カブキ(71)、キラー・カーン(72)ら昭和のレジェンドたちと“奇跡の6ショット”を撮影していた。(酒井 隆之) 剣道の防具に竹刀、ザンバラ頭に顔面ペイントを施して米国で恐れられた悪役人生、ケンカの強さから後輩レスラーに慕われたケンドー・ナガサキこと桜田さん。全日本プロレス時代に大仁田厚(62)、米国では武藤敬司(57)を指導しており、2人は訃報を受けて即座にツイッターで追悼した。「練習でしごかれた…だからどんな時にも耐えられた」
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