工芸品 / 鎌倉 鎌倉 各坐盤および手甲、肘金物の下地に黒漆塗りの革を張り、鍍金の覆輪を施し、手甲は鍍銀の地板の上に波に枝菊高彫大金物を伏せ蝶の文金物を据え、一之坐盤にも八重菊枝高彫の大金物を、また肘当てにも枝菊透彫坐に蝶の居文を打ち、腕の坐盤の端に鍍金雲形、中に子持筋金を置き、間を黒漆塗りの鎖をもって繋ぐ。手首の緒紅韋の澤潟結、家地浅黄麻藤巴文白抜き、小縁ならびに懸緒は紅五星韋、所々後補がある。 総長66.7 (㎝) 1双 重文指定年月日:19010327 国宝指定年月日:19531114 登録年月日: 春日大社 国宝・重要文化財(美術品) 元は興福寺勧修坊に、その後に春日御蔵唐院に伝来した籠手で、源義経所用と伝え義経籠手として著名である。その当否は暫く置き、中世の籠手の遺品は石上神宮神域、霊山城跡出土の断片を挙げうるのみである。このように完存し、しかも華麗を極めた遺品は他に例がなく、彫
本図は北を上にして表装された縦182cm横190cmの興福寺境内図で、墨筆で描がき、吉城川・菩提川・猿沢池、春日若宮御旅所、南大門前などの一部に淡青色の色彩を施す。金堂・講堂などの伽藍、北円堂・南円堂・勧学院・観禅院・菩提院・大湯屋・氷室社などの堂舎や社の建築が立体的に描かれているが、僧坊の建物は平面図で示している。立体的に描いた建物には、名称・瓦葺・桧皮葺の区別と桁行・梁行・高さを、平面図の建物には縦・横の間数が記されている。本館蔵の春日神社境内図とは連続する図柄となっているが、春日神社境内図は東を上にして別幅に仕立てられている。左下には、春日社興福寺領の朱印高を示し、春日神社境内図を含め惣坪数を162万6880坪余と記載。この内訳は、築地内が6万4625坪余、築地外菩提院方・龍華院方・登大路方寺院並境内が5万3026坪余、築地外末社境内2190坪余、春日社頭並山内145万坪余、春日社家
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