「東京都 土地履歴マップ」は、東京の古い地形図と、 現在の地形図や土地条件図と重ね合わせて閲覧できるシステム。 土地の変遷や成り立ちを読み取ることで、 液状化しやすい土地かどうかをこ調べるとができます。 以前、川や海であった場所が市街化された場所は、液状化が発生しやすいとされています。 液状化は、主に同じ成分や同じ大きさの砂からなる土が、地下水で満たされている場合に発生しやすいといわれています。そのような砂でできた地盤は砂の粒子が結びついて支えあっていますが、地震発生で繰り返される振動により、地中の地下水の圧力が高くなり、砂の粒子の結びつきがバラバラとなって地下水に浮いたような状態になります。これが液状化です。 このような状態となると、水よりも比重が重い建物が沈んだり、傾いたりします。水の比重よりも軽い下水道のマンホールなどが浮き上がる場合があります。