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国籍理由の入学不許可は違憲 12月19日 22時58分 東京工業大学がイラン人の男性の入学を安全保障上の懸念があるとして認めなかったことを巡る裁判で、東京地方裁判所は「国籍を不当に重視したのは、不合理な差別で、憲法に違反する」と判断し、大学の決定を無効にしました。 この裁判は、埼玉県に住む43歳のイラン人の男性が起こしたもので、去年、東京工業大学原子炉工学研究所の研究生として入学を希望したところ、大学側が核に関連する専門教育を行うことに安全保障上の懸念が拭えないとして認めなかったのは不当だと訴えていました。判決で東京地方裁判所の小林久起裁判長は「国連安全保障理事会の決議などではイラン人研究者に核関連の専門教育を行わないよう大学側に求めているが、イラン人であっても、母国との結びつきや日本への定住の程度などを考慮して判断すべきだ」と指摘しました。そのうえで「男性が難民として認められていることを
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