趙金姫 チョウ・クミ コロンビア大学大学院生コロンビア大学大学院History,East Asia Language and Culture
趙金姫 チョウ・クミ コロンビア大学大学院生コロンビア大学大学院History,East Asia Language and Culture
前回と同様発表から若干時間が経っているが、社会学者の金明秀氏が昨年書いた「リスク社会における新たな運動課題としての《朝鮮学校無償化除外》問題」という文章がある。はじめ在日本朝鮮人人権協会発行の『人権と生活』に掲載され、現在は加筆・修正の上、金明秀氏自らが管理するサイトにアップされている。これは在日朝鮮人の「民族運動」に対する一種の「提言」であるが、その内容は大変危うい。少し日が経ってしまったが、まかり間違えてこの提言が受け入れられることのないよう、ここに批判を記す次第である。 金明秀氏の主張は次のように要約できる。現代日本は「リスク社会」になったのだから、在日朝鮮人も「人権」「平等」などの「近代の市民的規範」を訴えるばかりではだめだ、リスク・コミュニケーションが必要だ。そして、「反日教育をしている朝鮮学校に日本国民の税金を支出するなど国益につながらない」との主張に対しては、「朝鮮学校は日本
HAN,Tong-hyon 한동현 @h_hyonee @han_org (そのように作ってきた共同体だから)「政治的」な資源過剰なゆえに「政治的」な理論武装する必要ないし、そういう意味では呑気、無邪気、無自覚なんだと。見え方と内実にギャップがある。おそらく当事者もわかっていない。私は抽象的なナショナリズムとか呼んでますが。 金明秀 Ꮶɨʍ, ʍʏʊռɢֆօօ @han_org 「朝鮮学校に通えば思想教育で洗脳を受けて画一的なパーソナリティを植え付けられ…」というたぐいの偏見に対抗するために語られる場合、かならずしもそんな洗脳は受けない、画一的に祖国を支持するようにはならない、と語りたくなるのもわかる。またその必要がある場面だって少なくない。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く